嫌いな人との8つの上手な接し方

嫌いな人との8つの上手な接し方

どこの職場にも、苦手な人、自分とはなぜかそりが合わない人がいるものですよね。しかし仕事の関係で関わらずにはいられない人の時は、そんなことも言ってられません。 職場の人間関係はなるべく円滑にしたい。しかし、嫌いだからと逃げてばかりはいられないのが現実です。残念ながら他人を変えることは簡単にはできません。そうなると自分が変わるしかない。自分の考え方をちょっと変えて、嫌いな人との接し方を考えてみましょう。



 嫌いな人との8つの上手な接し方

 

1.嫌いな人をあえて無視して対処する

嫌いな人が視界の中に入るだけでもイヤだという時もありますよね。でもそれは自分のわがままです。職場ではどうしても顔をあわせるしかありません。そういう時は自分がなるべくその人と関わらないように、見ないように、気にしないようにするしかないのです。 嫌いな人とも上手にやっていかなければならないと思うと、それが自分への負担になってしまいます。嫌いな人と無理して付き合うことはありません。嫌いな人にまで無理して好かれようと思わなくてもいいんです。適当な距離感でやり過ごせるように自分で距離を保ちましょう。

 

2.嫌いな人への態度は肯定も否定もしない

嫌いな人の言動はどうしても気になってしまうもの。なんでこの人はそんなことをするんだろう。なんでそう考えるんだろう。気になるとモヤモヤイライラが募ってしまうものです。 しかしその人はそういう人なんだと理解すること。肯定も否定もしないようにしましょう。相手の話を軽い相槌で受け流してしまえばいいんです。 相手を変えることはできないので、自分の考え方をちょっと変えてみることで気持ちを楽にしてあげましょう。相手を嫌っている自分のことも否定する必要はありません。

 

3.職場の嫌いな人の良いところを探す

人間は他人の欠点探しは得意ですが、逆に良いところを探すのは苦手です。とりわけ相手が嫌いであればなおさらです。嫌いな人が相手だとイヤなところばかりが目に付いてしまいがちですが、ちょっと視点を変えてその人の良いところを探してみましょう。完璧な人間なんていません。その反対に、悪いところばかりの人もいないと思います。良いところを見つけようという意識で相手と接すれば、自分の気持ちも変化します。相手のためではなく自分のために相手の良いところ探しを心がけてみましょう。



4.職場などの相手の立場を考慮する

職場では、上司部下のような上下関係や取引先との関係など、人それぞれに立場や役割があります。その立場や役割を全うするために、他人の気持ちを思いやれなかったり、無碍な態度になってしまったりということもあるでしょう。そのような相手の立場を理解してあげましょう。あなたよりも遥かに大きなプレッシャーやストレスを抱えているがために、あなたに嫌われてしまうような態度をとってしまったのかもしれません。相手の気持ちを思いやる心が、あなたにも必要なのかもしれません。

 

5.嫌いな人へ自分から話しかける

嫌いだからと逃げてばかりでは、苦手意識が強まるばかりです。勇気を出して自分から話しかけるようにしてみましょう。コミュニケーションを取ることで、相手の良いところが少しずつ見えてくるかもしれません。話すことで少しずつ苦手意識が緩和されていけば、気持ちも楽になります。

 

6.いいところを探してほめる

嫌いな人の良いところを探すのも難しいのに、褒めるなんてもっと無理!と思うかもしれませんが、上述したように、誰しもどこか良いところがあるはずです。素敵なネクタイですねとか、些細なことでいいので褒め言葉をかけてみましょう。褒められて嫌な気持ちになる人はいませんし、あなたのその言葉にお返しをしたいと考えるはずです。相手にそのように考えさせることでお互いに意識を変化させていけば、良好な関係に変えていくことも可能になるでしょう。

 

7.社会人としてのマナーを意識する

社会人として当然のマナーである、挨拶や業務報告・連絡などのコミュニケーションは、嫌いな人が相手であってもしっかりしておきましょう。嫌いだからと他の人に対する態度と変えてしまうと、あなたが逆に「嫌われる人」になってしまいます。人としてすべきことは分け隔てなくきっちりとこなしていきましょう。

 

 8.嫌いな人は反面教師

嫌いな人はむしろ自分を振り返るチャンスです。その相手のどこがどう気に食わないのか。なにが嫌いなのかを考えてみましょう。自分がされたら嫌なことは他人にしない。それを教えてくれている感謝すべき反面教師なのです。嫌いな人や苦手な人をじっくりと観察し、何が嫌なのか考察してみましょう。そういう人物が周りにいることが自分の成長のための修行なのです。そう考えると、苦手な人や嫌いな人は、自分の成長のために必要な人であり、感謝すべき相手になってくるのです。

 

 まとめ

いかがでしたか?他人を変えることはできませんが、努力次第で自分を変えることはできます。自分の考え方をちょっと変えるだけで、苦手だった人が、感謝すべき相手や頼もしい上司に思えるようになるかもしれません。あなたの意識改革が必要なのです。

 嫌いな人との8つの上手な接し方

  • 嫌いな人をあえて無視して対処する
  • 嫌いな人への態度は肯定も否定もしない
  • 職場で嫌いな人の良いところを探す
  • 相手の立場を考慮する
  • 嫌いな人へ自分から話しかける
  • いいところを探しほめる
  • 社会人としてのマナーを意識する
  • 嫌いな人は反面教師