付き合う定義とは?付き合う前に考えたい7つのポイント

付き合う定義とは?付き合う前に考えたい7つのポイント

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「この人と付き合っても本当に大丈夫?」という考えが少しでもあなたの心をよぎったのであれば、まずは焦らず、少し立ち止まってよく考えてみましょう。
最初は外見的な魅力に惹かれるものですが、付き合いが長くなり、より親密になるにしたがって相手の「中身」がとても重要になってきます。
ステキな恋愛関係を長く続けるためにも、相手の人柄をよく観察し、以下のポイントを慎重にチェックして、十分吟味してから判断してください。



 

付き合う定義とは?付き合う前に考えたい7つのポイント

 

1.一緒にいて気楽かどうか

ルックスはさほどでなくても、お笑い芸人がモテるのは、やはり多くの女性が相手を選ぶ際、「楽しいかどうか」ということを、最も重要な要素のひとつとして考えているからではないでしょうか。
確かに、暗い印象の人より明るい印象の人のほうが、また会いたいと思わせることができるので、恋愛に発展しやすいとも言えます。

しかし、関係を長く続けるためにはただ「楽しい」というだけではなく、相手と一緒にいて「気楽かどうか」というのがより重要なポイントとなってきます。
一緒にいて、いつも相手に気に入られるよう気にして振る舞っていてばかりでは、後でどっと疲れてしまいますよね。
ありのままのあなたをさらけ出せる相手かどうか、よく見極めましょう。

 

2.お互いの境遇が似ているかどうか

「違うもの同志は惹かれあう」ということもよく聞きますが、根拠はほとんどありません。
逆に、恋愛心理学の対人魅力についての研究において、相手に好意を抱く大きな要因のひとつに「類似性」(自分と似ていること)があるとしています。
これは学歴や職業、生まれた場所や家庭環境などが似ていると、共通の話題があるなど心理的な負担が少なく、相手を身近に感じて、好意を抱きやすくなるのです。

確かに、道行く実際の友人同士やカップル、夫婦などは雰囲気や服装、顔なども本当によく似ています。
相手との共通項があるかどうか、探してみましょう。

 

3.持っている価値観が同じかどうか

有名人が結婚する際、「価値観が同じだったから。」という理由を挙げているのをよく耳にします。
同じものを見聞きして、「楽しい」「面白い」「美しい」「悲しい」「腹立たしい」など、その人はあなたと同じ感情を共有できる相手でしょうか。

さらに衝突を避けるためにも、「正しい」「間違っている」など、社会的な意見が一致しているかどうかも重要なポイントです。
同じ価値観を持つ、つまり「類似性」を持つ相手からは、自分の考えを支持してもらいやすく、大きな心理的報酬を得ることができます。この「賛同」によって自尊心が満たされ、これからも相手との関係を保持していきたい、という気持ちになるのです。
今までの会話の中で、お互いの価値観は同じだったかどうか、思い出してみましょう。

 



 

4. 誠実さや信頼があるかどうか

関係を一発で解消させてしまう威力があるのが、そう「浮気」です。相手の行動に不信な点はないですか。
「誠実さがあるかどうか」「信頼できるかどうか」というのは恋人を選ぶ時だけではなく、学校、職場、家庭内など、すべての人間関係において最も重要視しなくてはいけない点ではないでしょうか。

逆に言えば、「誠実でない人」「信頼できない人」というのは恋人だけではなく、友人、同僚、親兄弟であっても、よい人間関係を築くのは難しいと言えます。

 

5.優しさや思いやりがあるかどうか

本当の「優しさ」や「思いやり」は「弱さ」とは違います。本当の意味で「優しい人」「思いやりのある人」というのは、内面に真の強さを秘めている人なのです。
その人はあなたに限らず、すべての人に対して、
「ありのままの相手を受け入れてくれますか?」
「相手の間違いを許す広い心を持っていますか?」
「相手の悲しみや苦しみも共有してくれますか?」
このような精神的に成熟した人でしたら、恋人というだけではなく、人間的にも尊敬でき、相手からたくさんのことを学ぶ事ができるので、あなた自身の向上にもつながり、理想的な関係を築いていくことができるでしょう。

 

6.何かに依存していないかどうか

次に注意したい点にも触れたいと思います。
まず、「ギャンブル」「アルコール」など、依存性のあるものに頼っていないかどうかをよく見極めましょう。
さらに恋人同志のような「人間関係」にべったり依存してしまうタイプもあるので、注意が必要です。
というのも対象が何であれ、依存性がとても高い場合には、あなたひとりでは手に負えなくなってしまうことが多いのです。

恋愛初期には「よし、自分が救ってあげなくては」などと張り切ってしまうのですが、次第に相手の行動が病的になってきてしまうと、素人ではもうどうにもなりません。
もし付き合った後に発覚し、エスカレートしてしまった場合は、ひとりで抱え込まず、専門機関に相談しましょう。

 

7.攻撃的な性格を持っていないかどうか

社会問題にもなっていますが、さらに注意したい点として、ふたりの間になにか問題が発生した場合、相手による「暴力」「暴言」「脅し」「つきまとい」などが起こる可能性はないかきちんと見極めましょう。
相手の普段の態度から、攻撃的な性格などは見て取れないでしょうか。
こちらについても、もし付き合った後に発覚し、エスカレートしてしまった場合は、ひとりで抱え込まず、専門機関に相談しましょう。

 

いかがでしたか?上記の6や7については、今後、結婚も考えている場合には、あなたの一生を左右しかねませんので、特に慎重にならなくてはいけないポイントと言えます。
これら7つのポイントをじっくり吟味して、それをクリアした相手とよりよい関係を長く続けるには、相手が自分に何をしてくれるのかばかり考えるのではなく、自分も相手に何をしてあげられるのかを考えることが大事です。
相手に一方的に依存するのではなく、二人とも自立しているけれどお互いに寄り添っている、そんなお互いを尊重した、ふたりにとって無理のない関係をじっくり築いていきましょう。

今回は付き合う定義とは?付き合う前に考えたい7つのポイントをお伝えしました、最後までお読みいただきありがとうございます。

 

まとめ

1. 一緒にいて気楽かどうか
2. お互いの境遇が似ているかどうか
3. 持っている価値観が同じかどうか
4. 誠実さや信頼があるかどうか
5. 優しさや思いやりがあるかどうか
6. 何かに依存していないかどうか
7. 攻撃的な性格を持っていないかどうか