子育てでイライラしてしまう時の7つの対処法

子育てでイライラしてしまう時の7つの対処法
子育てでイライラしてつい子どもを怒鳴りつけ、後で自己嫌悪に陥ってしまう方々へ。

ここを訪れたのは「何とかしなければ」という、子育てへの真摯な想いがあったからこそでしょう。

ここではそんなあなたとお子さんが、今後もよりよい親子関係を築けるような対処法をご紹介していきたいと思います。
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子育てでイライラしてしまう時の7つの対処法

 

1.まず子どもと少し離れる時間を持つ

イライラして怒鳴りそうになったら、まずは深呼吸してその場をやり過ごします。すぐに冷静になれなければ、別室へ行って子どもから少し離れてみるのもよいですね。
別室でお茶を飲んだり、甘いものを食べたりしていれば、だんだん気持ちは落ち着いてくるはずです。

そこで、どうやって伝えれば子どもが理解したり、納得したりするのか、など自分の考えをきちんと整理してみてはいかがでしょうか。

 

2.癒される本を読んだり写真を見たりする

「なんでうちの子だけこんなに大変なの・・・」と思い詰めてしまう方も多いことかと思います。そこでお勧めなのが、子育てマンガやエッセイを読むことです。
他の家庭のありのままの子育てを知れば、「どこのうちも大変なのだな」と共感したり、安心したりすることができますし、客観的に見れば笑えることだったり、大したことなかったりすることがわかります。

他には出産時の写真を見るのもお勧めです。そうすれば「無事に生まれて来てくれただけでよかったのだ」という感謝の気持ちになることでしょう。
あと動物好きな人は、ネットで癒し系の動物の写真や動画を見るのもいいですね。

 

3. ひとりの時間を作って楽しむ

未就園児を抱えていると、なかなか自分の時間が持てず、ついイライラしてしまうのかもしれません。両親のところや託児所に一時的に預かってもらい、たびたび自分だけの時間を持つということも大切です。
ショッピングなどの外出をしたり、趣味やスポーツで体を動かしたり、美容室に行くなどしておしゃれをするのもお勧めです。

せっかくですからアロマ・マッサージなどで十分リラックスして、日頃の自分の疲れた心と体をねぎらってあげましょう。

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4.悩みを吐き出せる相手を持つ

やはり自分の中だけで、イライラした感情を処理するのには限界がありますよね。そこで、パートナーや親に話を聞いてもらう、友人とおしゃべりする、など自分の感情を思いっきり吐露する時や場所を確保することが大事です。

なかなか自分と同じ立場の人が周りにおらず、共感が得られにくい場合は、インターネットの子育ての掲示板などを利用してみるというのも手です。「あー、分かる、分かる!」「うちもそう!」というリアクションが返ってくるだけでも、とてもすっきりするものです。

 

5.起きた事をポジティブに捉える

まず、イライラして子どもと少し離れている間に、冷静になってから物事をよい方向から見てみましょう。子どもは生まれてきてまだ数年です。もしかして、子どもはあなたを困らせるつもりなどなく、ただ甘えたいだけだったり、分かってほしいだけだったりしたのかもしれません。

つい「悪い子ね」などと叱ってしまいがちですが、「子ども自身」が悪いのではなく、子どもの「した事」がいけなかっただけなのです。ですので、この機会に「今度はどうすればよいのか」という「ソーシャルスキル」を身に付けてもらえばよいのだ、と建設的に考えてみましょう。

こういう時こそ、子どもが成長できる「チャンス」です。そしてそれは同時にあなたが親として成長できる「チャンス」でもあるのです。

 

6.抱きしめるなど、スキンシップを大事にする

「オキシトシン」という物質をご存知でしょうか。これは出産や授乳の際に脳から大量に分泌されるホルモンで、生まれてきた赤ちゃんと母親の愛情や絆をより深いものにしてくれる作用があるのです。これは「幸せホルモン」とも呼ばれていて、出産や授乳時でなくても、「抱擁」などの「スキンシップ」をすることでもお互いに分泌させることができるのです。

いきなり抱きしめると、ある程度大きくなってしまった子どもには拒否されることもあるかもしれません。普段から手を繋ぐ、爪を切ってあげる、膝枕で耳掃除をしてあげる、ソファでぴったり寄り添って本を読む、などできることからスキンシップを取り入れてみてくださいね。

 

7.完璧を目指さず、何事もほどほどにしておく

もしかしたらあなたは何事もパーフェクトにやらなければ気が済まない、生真面目で責任感の強いタイプではありませんか?人間はもともと完璧にはできていないので、子育てに100%を求めてしまうと、お互いにとても疲弊してしまうことになります。

今後の親子関係をこじらせないようにするためにも、子どもの少々のいたずらや失敗は「まあ、いっか」くらいに捉えておく。そして、あまり人の目を気にし過ぎないようにして、自分の失敗も許してあげる。

「子どもも私も理想の6割くらいできていればOK」くらいに気楽に考えるようにしてみましょう。

 

編集後記


いかがでしたか。ここまでの話は、イライラをかわしたり、和らげたりする方法ですが、最終的には、子どもの話を聞き、きちんと向き合うことが大切です。そうして普段から確固たる信頼関係を築いておけば、ちょっとやそっと叱ったくらいでは関係は崩れないのです。
子どもが幸せなら、あなたもきっと幸せになるはず。普段から「大好き」ということを伝え、親子そろって「ハッピー」を習慣にしながら、お子さんとのかけがえのない日々を大切に過ごしてくださいね。

今回は「子育てでイライラしてしまう時の7つの対処法」でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。

 

まとめ

1. まず子どもと少し離れる時間を持つ
2. 癒される本を読んだり写真を見たりする
3. ひとりの時間を作って楽しむ
4. 悩みを吐き出せる相手を持つ
5. 起きた事をポジティブに捉える
6. 抱きしめるなど、スキンシップを大事にする
7. 完璧を目指さず、何事もほどほどにしておく

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