背中やおしりのぶつぶつの原因と7つの解決方法

背中やおしりのぶつぶつの原因と7つの解決方法

夏になって肌の露出が増えてくると、気になるのが体のぶつぶつ。
ぶつぶつが気になって好きな服が着られなくなってしまったら、夏の楽しみが半減してしまいます。
ぶつぶつで悩んでいる方のために、今回は背中やおしりに出来るぶつぶつの原因と解決方法をお話しします。



背中やおしりのぶつぶつの原因と7つの解決方法

1.にきびはアクネ菌の過剰増殖が原因。アクネ菌を過剰に増殖させないのが大切です。

にきびってなぜ出来るのでしょう?
人の皮膚には『アクネ菌』という常在菌がいます。そのアクネ菌が皮脂汚れなどによって過剰に繁殖すると、にきびが出来るのです。
アクネ菌を過剰に増殖させないことが、綺麗な肌を保つための条件です。

では、そのアクネ菌が増える原因にはどんなものがあるでしょう?
原因は人それぞれですが、以下のような原因が挙げられます。

  • ホルモンバランスの乱れ
  • 血行不良
  • 皮脂汚れの放置
  • 汗や石鹸カスなどの付着
  • ストレス
  • 睡眠不足
  • 食生活の乱れ

急ににきびが増えた人は、上記の原因に心当たりはありませんか?
いままでにきびが無かった人ににきびが出来るのには、何かしら原因があるはずです。
その原因と対策を以下で説明していきます。

 

女性ホルモンの乱れはぶつぶつの原因です。食べ物に気を付けて、体の中から綺麗になりましょう♪

生理前や生理になるとにきびが出やすい方は、女性ホルモンのバランスが乱れていることが原因です。
女性ホルモンのバランスが崩れてしまうと自律神経が乱れてしまい、体温調節の働きが悪くなって血行不良になります。女性に冷え性が多いのも同じ理由です。
血行不良が起こると老廃物が排出されにくくなり、ニキビや吹き出物が出来やすくなります。
また、排卵後から生理までの間は、ホルモンバランスの影響で普段より皮脂が過剰に分泌されてしまうのも原因の一つです。

排卵後〜生理中は皮脂の出を抑えるために、油分の多いスナック菓子などは控え目にしましょう。
にきびの原因になるアクネ菌の増殖を防ぐためにはビタミンが必要です。野菜や果物を意識的に摂取して、体の中から綺麗になりましょう!
ビタミンB6の多いマグロや、ビタミンB2の多い鰯・鰻なども肌に良い食材です。

 

3.おしりのぶつぶつは蒸れが原因! 下着を通気性が良いものに変えてみましょう

おしりはとても蒸れやすいところです。仕事中は椅子に座っていることが多いですし、汗をかいてもこまめに拭けません。
また、補正下着など締め付けの強い下着を着ていると、血行が悪くなって老廃物が蓄積し、にきびの原因になります。
おしりににきびが出来やすい人は、締め付けが少なく汗を吸収してくれる素材(綿や絹など)の下着に変えてみましょう。
そしてお風呂でしっかり石鹸を流す、トイレのウォシュレットを利用して汗を流す、トイレに入ったらウェットティッシュなどで汗を拭くなど、
おしりをいつも清潔な状態を保つのも大事です。

また表面は汗をかいていても、肌の中は乾燥していてぶつぶつが出来ることも多いので、ケアする際は保湿も大切です。
治らない場合は早めに皮膚科に相談しましょう。



4.背中のにきびは治りづらいんです。優しく洗って根気よく保湿ケアをしましょう

背中って意識しないとなかなか見ない部位ですので、痒くなったりたくさんぶつぶつが出来てからようやく気づくことも多いですよね。
寝ている間に無意識に掻いてしまったり、衣服や髪の毛で擦れたりして、悪化してなかなか治らないという話も良く聞きます。
お風呂で洗う時に洗いづらく、洗い残しやすすぎが不十分になりやすいのもにきびが治りにくい原因です。

背中は汗をたくさんかく場所です。そのため背中をなるべく清潔な状態に保つことが必要です。
汗をかいたらすぐにシャワーを浴びたりタオルでふき取るなど、こまめなケアをすることがにきびを早く治すコツです。
ただ、やりすぎてしまっては水分が逃げてしまい、にきびの部分が炎症を起こしてしまいます。
背中を洗う時は、肌を刺激しないように優しく洗いましょう。石鹸は低刺激のものを使うと尚効果的です。
そして、シャワーを浴びた後は欠かさず保湿クリームで保湿しましょう!

 

5.二の腕のぶつぶつは「毛孔性苔癬」の可能性大

二の腕にぶつぶつが出来て悩んでいる方は、「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」という皮膚疾患かもしれません。
毛穴に角質が詰まり、二の腕ににきびができたようにぶつぶつが出来てしまうという疾患です。
第二次成長期に良く見られる症状で、遺伝性のものだと言われています。

軽症であれば尿素入りの保湿クリームやピーリングなどでケアすることで、時間をかけて改善することも可能です。
ホームケアする場合は、にきびと一緒でゴシゴシこすらずに、優しくケアしましょう。
なかなか治らない場合や重度の場合は、自己処理せずに皮膚科に相談しましょう。

 

6.肌断食で多い「にきびのトラブル」。そんな時は睡眠と食生活のケアが大事です。

肌が本来持っている自然治癒力をつけるために「何もしない」というスキンケアが「肌断食」です。
化粧水や乳液などもつけずに、肌本来の力を引き出すスキンケアです。

すぐにでも肌本来の治癒の力が戻れば良いのですが、長年化粧水や保湿クリームに慣れた肌だとそうはいきません。
最初のうちは肌が乾燥し、肌が粉を吹いたりにきびが出来たりして、肌の状態が悪くなります。
女性としてはボロボロの肌は嫌ですよね。肌断食はこの段階で挫折してしまう方が多いです。

肌断食中のにきびは、化粧水や保湿剤でフォローが出来ないので、睡眠と食生活でフォローしましょう。
22時〜2時の間は寝ることによってお肌が生まれ変わる睡眠の黄金タイムです。
この時間にしっかり寝て、油分の多いものは控えることで、肌の回復が早くなります。

ただ、どんなスキンケアでも個人差があり、合うものと合わないものがあります。
肌断食をやっていてストレスになる場合は、そのストレス自体が肌の調子を悪くする原因になります。
結果が出ない場合やストレスを感じてしまった場合は、少しやり方を変えてみたり一度お休みしたりするのも手かもしれません。

 

7.綺麗な肌を保つには『清潔・保湿・睡眠』、そして『根気よく』!!

にきびを治すためには、基本的に『清潔にする→保湿する→良く寝る』ということの繰り返しが必要です。
肌を清潔に保つためにはかいた汗をしっかり流すことですが、肌を守る油分が落ちている状態でゴシゴシこすってしまうと肌を痛めてしまって状態が悪化してしまいます。
早く治したい気持ちはわかりますが、患部にはなるべく刺激を与えずに優しくサッと洗うことが大事です。
綺麗にしたらしっかり保湿して、良く寝てお肌を回復させましょう。
そして一番大事なのは根気です! せっかくお肌の状態を治しても、またぶつぶつが出来てしまっては意味がありません。
長〜〜く続けて綺麗な肌を保ちましょう。

いかがでしたでしょうか?
肌の状態や質は十人十色ですが、必ず自分に合ったスキンケアがあるはずです!
夏に向けて気持ち良く肌の露出が出来るように、自分に合った方法を見つけて根気よくスキンケアしていきましょう♪

 

まとめ

  1. にきびはアクネ菌の過剰増殖が原因。アクネ菌を過剰に増殖させないのが大切です。
  2. 女性ホルモンの乱れはぶつぶつの原因です。食べ物に気を付けて、体の中から綺麗になりましょう♪
  3. おしりのぶつぶつは蒸れが原因! 下着を通気性が良いものに変えてみましょう
  4. 背中のにきびは治りづらいんです。優しく洗って根気よく保湿ケアをしましょう
  5. 二の腕のぶつぶつは「毛孔性苔癬」の可能性大
  6. 肌断食で多い「にきびのトラブル」。そんな時は睡眠と食生活のケアが大事です。
  7. 綺麗な肌を保つには『清潔・保湿・睡眠』、そして『根気よく』!!