失恋で辛い時の8つの対処法

失恋で辛い時の6つの対処法

失恋の傷を癒したい方へ
失恋は誰しも経験があると思います。時間が解決するのを待つだけでは辛すぎるとき、心の傷も病気やけがをしたときのように手当てが必要です。
今回は失恋して辛い時に心の手当てになる8つの対処法をご紹介いたします。


失恋で辛い時の8つの対処法

 

1.失恋を誰のせいにも何のせいにもしない


失恋で悶々と悩んでいるとき、つい考えてしまうのが「私が至らなかったから」とか「彼には好きな人がいたから」とか言う理由づけ。誰かや何かのせいにしてしまうと「もしあの時私がこういう行動を取っていたら」など、後悔に発展してしまいます。

失恋っていうのは相手がいるから起こることで、自分一人でできるものでありません。相手のせいでも、自分に魅力が無かったからでもありません。どんなに魅力的な人でも相手がその魅力に気づかなければ失恋はするし、お互いに好きになってもタイミングが合わない時だってあります。他人を責めてしまうと謙虚な心が無くなった自分に嫌気がさしてしまうでしょうし、自分のせいにしてしまうと卑屈になってしまい、余計に辛くなってしまいます。何かのせいにしたくなったときは、「縁がなかった」と「縁」のせいにしましょう。

 

2.辛い時は泣けるだけ泣く


喜怒哀楽を表に出すのは、感情のデトックスです。
ずっと心の中に辛い気持ちを溜めていると、いつまでも淀んだ気持ちが心にこびりついてしまいます。
辛い時は思いっきり泣いて吐き出しておかないと、楽しいことがやってきた時に思いっきり笑えません。

周りの人がいると泣けないという方もいるでしょう。泣くということに慣れていない場合は、カラオケで大声を出して歌ったり、泣ける音楽を聴いたり映画を見て思いっきり泣くというのも一種の方法です。

辛い時は周りに甘えるのも一つの治療法です。誰かに本音を言ったりして吐き出すのも良いでしょう。とにかく「辛い」を溜めこまないで吐き出すことが大事です。

 

3.自分を甘やかす


失恋した時は、しっかり落ち込んだり泣いたりすること、そして疲れた自分の心をしっかりいたわってあげることも必要です。

日常生活で感情を抑え込むことは、自分が思うよりもストレスになっています。そのストレスを抱えたまま何かをしようとしても、うまくいかなくて余計にへこんでしまいます。

負のスパイラルに嵌る前に、自分を思いっきり甘やかして疲れた心を休ませることが大切です。


4.掃除をしたり物の整理をする


失恋した時に、一緒に撮った写真やプレゼントでもらったものなど、恋人や好きな人との思い出が手元にあると、どうしてもつらい思い出が湧いてきてしまいます。

失恋の傷をえぐるようなことをしてしまったら、深い傷になってしまい治癒が遅くなります。掃除をしたり物を捨てる、できるだけ目に入るところに置かないなど、物理的に相手との距離を取ってみましょう。

すぐにすべてを捨てるのは無理かもしれませんが、目に入らないようにするだけでも傷の癒え方がちがいます。

 

5.好きな人を嫌いになるのではなく、心の隅に追いやっていく


好きの反対は嫌いではなく「無関心」です。「かわいさ余って憎さ100倍」なんて言葉もあるように、好きな人を嫌いになることって無関心になるより簡単なんです。

嫌いと思い続けるのは「好き」よりもパワーがいりますし、何より相手のことをとにかく考えてしまい、自分の心の中が好きだった人に囚われたままになってしまいます。

失恋しても毎日の生活は続けなければなりません。失恋の後には新しい恋や出会いがやってきますが、それを受け入れるためには今までの気持ちを整理して「過去」にし、新しいものを取り入れるスペースが必要なのです。

好きだった人を消し去ることや無関心になるということは難しいですが、少しずつ気持ちを新しいものに入れ替えていって
辛い気持ちが「過去」になるようにしていきましょう。

 

6.新しい情報を取り入れていく


失恋の後に傷心旅行をするとか髪を切るなんてことを良く聞きますが、今までの日常を変えて新しいことに取り組むのは脳科学的にも良いこととされているそうです。

今までやりたくてもやれなかったことを始めてみるとか、趣味を充実させてみるとか、日常とは違う刺激を取り入れてみましょう。旅に出ないまでも、久しぶりに昔の友達に会ってみるとか、お昼違う店にランチに行ってみるとか、そんな些細なことでも良い気分転換になります。最初はそんな気分になれないかもしれません。でも出来ることからやってみると、必ず物事が動き出します。

 

7.失恋は自分の糧になると信じる


失恋から立ち直ろうとしても、行動になかなか移せなかったり、頑張っても立ち直れずに落ち込んでしまうことがあります。そういった時に「やっぱりあの人がいないとダメ」とか「自分は立ち直れない弱い人間なんだ」とか、ネガティブ思考に陥ってしまうと
余計に気を病んでしまいます。

全ての時間をポシティブに過ごせるならば、そもそも失恋で苦しむ人なんていなくなってしまいます。みんな悩みのある時は上手くいかないことが多いです。上手くいかない時には自分を責めないことです。そしてこの苦しみが糧になることを信じて、最初はフリだけでもいいので前を向きましょう。前を向こうと頑張ろうとする人には、必ず手を差し伸べる人が現れます。

 

8.好きな人に感謝の気持ちを持てるようにする


少し心が穏やかになって気持ちの整理が出来てきたら、ちょっとだけ好きな人のことを思い出してみましょう。哀しいけれども相手を憎む気持ちもなく、良いことも悪いことも穏やかに思い出せるのであれば、あなたはほぼ失恋から立ち直っています。

どんな苦しい恋でも、昇華出来れば必ず未来の自分を作る成長材料になります。「私を成長させてくれてありがとう」と相手に感謝する謙虚な気持ちを持てるようになれば、笑顔も出てくるようになりますし、新しい恋や新しい自分に出会えるはずです。

 

あとがき


いかがでしたでしょうか。

今まさに失恋で落ち込んでいる方には、「新しい出会い」とか「輝かしい未来」とかは見えてこないかもしれません。
もしこの内容を読んで「そんなの出来ないよ……」と思ったとしても、この文章を読んでくださったということは、少なくとも「立ち直りたい」という気持ちがあるということです。そういう気持ちを持てる方は、必ず立ち直れますし、素敵な未来が待っているでしょう。

今回は「失恋で辛い時の8つの対処法」をお届けいたしました。最後までお読みいただきありがとうございます。