記憶力が向上する食べ物＆飲み物１０選

記憶力でお悩みの方はたくさんいると思います。
食べるだけ、飲むだけで記憶力が上がるものがあれば、それに頼りたいですよね。
今回はそんな記憶力が向上する食べ物、飲み物を紹介します。

記憶力が向上する食べ物＆飲み物１０選

１．ベリー

ベリー類には抗酸化作用があります。このため、細胞障害を防ぐ効果があります。
また、神経細胞の物質をスムーズに流す効果があり、特にブルーベリーは記憶力向上に役立っています。脳内の炎症反応がおさえられて神経にダメージが与えられるのを防ぐ効果もあるのです。

そして、ベリーに含まれているアントシアニンは疲れた目を癒す効果があります。よくブルーベリーが目に良いと言われるのにはこういった意味があります。長時間の勉強の際に摂取するのも良いでしょう。

２．米

米やパンに含まれているブドウ糖は集中力や思考力を高める作用があります。
特にご飯はゆっくりと血糖値が上がるので、血糖値の降下もゆるやかになります。長時間集中力を保つのに有効です。
また、ごはんをゆっくりよく噛んで食べることも脳に刺激を与えて、記憶力を高める効果があります。

３．ガム

よく噛むことで脳が活性化されるので、ガムは記憶力を高める効果があります。
よく咀嚼をすることで、新鮮な血液が心臓から脳へ送りこまれるので、記憶力を司る海馬や大脳皮質が健全に機能するようになります。
また噛んでいると脳に血液がよくいくようになるので、緊張感をおさえて集中力をアップさせる効果もあります。

よくサッカー選手が試合中にガムを噛んでいるのは、このように精神を落ちつけて集中力を高める効果があるからです。内田篤人選手も原因不明の吐きけに悩んでいたところ、ガムを噛むことで治ったということがあります。

４．納豆

納豆に含まれているレシチンをたくさん摂取すると、記憶力アップにつながります。レシチンは記憶をつかさどる脳の海馬を活性化させるからです。レシチンは記憶力を高めるアセチルコリンの合成を促進してくれます。
レシチンは大豆、卵黄などに多く含まれています。

５．りんごジュース

りんごにはアセチルコリンの生成を促す効果があります。アセチルコリンとは、脳内で情報伝達をおこなう神経伝達物質です。このアセチルコリンが減少すると、脳内で神経細胞同士の情報伝達が出来なくなってきます。これにより記憶力障害が起こります。アルツハイマー病もこのアセチルコリンの不足が原因だと言われています。

ちなみに効果がある基準は一日に2，3個のりんごを摂取することです。これが難しい場合はりんごジュースが有効です。400mlの量が適量なので、ペットボトル1本なら500mlでちょうど良いです。

家でジューサーでりんごジュースを作る際は皮ごと使うのが有効です。りんごの皮にはポリフェノールが含まれているからです。ポリフェノールは抗酸化作用を果たします。

６．ナッツ

ナッツ類はビタミンEが多く含まれています。抗酸化作用があり、頭の血行を良くしてくれます。
歯ごたえのあるナッツをしっかり噛むことで、脳への刺激になり、集中力を高める効果があります。

食べ過ぎると脂質の摂り過ぎになってしまうので注意しましょう。

７．アジ、イワシ、サバ、マグロなどの青魚

アジやイワシなどの青魚に含まれるDHA（ドコサヘキサエン酸）は、脳の機能を高めると言われています。
DHAは、記憶力を高めて神経細胞の発育を促します。体内で作りだすことが出来ないので、外から取り入れます。

８．チョコレート

あの漫画の神様、手塚治虫も集中力を保つ為にチョコレートを手放さなかったと言われています。
チョコレートには集中力、記憶力を高めるテオブロミンが含まれています。また、自律神経を調整する効果があるので、気持ちをリラックスさせることも出来ます。
しかし、食べ過ぎると血糖値が上がり高血圧となってしまうので注意しましょう。

９．チーズ

チーズには思考能力を高めるチロシンが含まれています。チロシンは、脳を活性化させるドーパミンを作りだす神経伝達物質の原料になります。
また記憶力を高めるフェニルアラニンが含まれています。フェニルアラニンは脳内の神経伝達物質の原料になります。また、フェニルアラニンを摂取していると、気分が高揚して精神が楽天的になってくる効果もあります。