妊娠の報告をする時に注意したい7つのポイント

妊娠の報告をする時に注意したい7つのポイント

妊娠したというのはとてもおめでたいことです。
「妊娠したの〜〜!!」と、はしゃいで言いまわりたいところですが、出産は100%安全ではないのも現実です。
身内・職場・友人にはいつどうやって報告するの?? そう思った時に読んでいただきたい7つのポイントを今回はお届けします。



 

妊娠の報告をする時に注意したい7つのポイント

 

1.なぜ妊娠報告は「基本的に安定期を過ぎてから」なのかを知っておきましょう。

妊娠報告が「安定期を過ぎてから」と言われるのは何故なのでしょう?
流産は超初期〜初期に多く、約9割が12週までに流産すると言われています。
妊娠の報告をしたら、大体の人が「いつ産まれるの?」「いつ産まれたの?」と気になるかと思います。嬉しい気持ちで周囲に話したものの、悲しい結果になってしまったら、自分達も、それを聞いた人達も辛くなります。
もちろん安定期を過ぎても100%出産できるわけではないですが、流産の可能性は減るので、安定期まで話さないという人が多いのです。

健康な赤ちゃんを産むまで安心できない人は極力報告を遅くするでしょうし、つわりや入院などで迷惑をかけると予測できる職場などには、安定期より早く報告する場合もあります。
安定期をすぎたら、というのはあくまでも一つの目安だということを肝に銘じ、誰にどのように報告するかを考えましょう。

 

2.まずはご主人と「報告のタイミング」を話し合いましょう

妊娠がわかったら、ご主人に報告すると同時に、誰にいつ報告するかをしっかり話し合いましょう。
特に第一子の場合、嬉しさのあまりご主人がフライングしていろんな人に妊娠を話してしまう場合があります。
例えば同じ職場の場合、ご主人が先に職場に報告してしまい、妻が報告する前にご主人の上司から妻の上司に話が行ってしまうなどのトラブルもあります。
そういったすれ違いを防ぐためにも、夫婦で報告のタイミングはしっかりと決めておくのが大事です。

 

3.義両親・実両親など、早めに報告した方が良い人には「心拍確認」を目安に報告しましょう。

妊娠がわかったら、まず一番初めにお互いの両親に妊娠報告をしましょう。出来る限り同時期に報告できるとベストです。
自分の息子や娘に子供が出来る事を他の人から聞かされたり、片方の両親が知っているのに片方の両親は知らないなどの格差が出ると、のちのち問題になりがちだからです。

報告の時期ですが、検査薬で妊娠が確認されても、超初期ですと流産の可能性も高いので、産院で心拍が確認された後が一つの目安です。母子手帳をもらってから、というのも良いでしょう。
流産経験があると、報告に対して慎重になりがちです。報告をいつにするかはそれぞれの事情を踏まえてご主人としっかり話し合いましょう。
そして、孫フィーバーで周囲に話しまくってしまう両親もいるため、安定期に入るまではなるべく他の人には伝えないように話しておきましょう。



 

4.職場に報告する際は、まずは直接迷惑をかける上司と同僚だけに話しましょう。

職場に報告するタイミングや順番も難しいところです。
妊娠中は具合が悪くなることも多いので、職場のフォローが大切です。育休中の引継ぎなどの問題もあるし、何より職場に迷惑をかけることも増えてくるので、直属の上司には出来る限り早い段階で妊娠を伝えましょう。
上司と打合せの上、直接仕事のフォローをしてくれる同僚にも妊娠を伝えておくと良いでしょう。

他の部署などには改めて「妊娠しました!」と報告するのではなく、お腹が大きくなってから産休を取る(または退職する)前までに、妊娠の報告とご挨拶というのがベストのタイミングでしょう。

 

5.身内や友人に不妊症などに悩まされている

場合、その人に合った報告の仕方を考えましょう。

身内や友人に不妊症や不育症、流産など哀しい想いをした人がいるとき、自分の妊娠報告は悩みますよね。
報告した時に「聞きたくなかった」という人もいるでしょうし、報告に躊躇していたら「なんで教えてくれないの、水臭い」と思う人もいるでしょう。
身近であるほど、いずれお腹も出てきて分かることを伝えずに隠すというのには無理があります。

いつ報告するのでも、どんなパターンでも、軽いノリで「妊娠したの!」と言ってしまうのは配慮がありません。メールやLINEなど文章で伝えるのも、誤解が生まれがちです。大切な人ほど、誤解のないように実際に会って伝えるのが一番です。
「どうやって伝えるか悩んだんだけど、これからも付き合いが続くあなたにはちゃんと話しておきたくて」など、報告と同時にその時の気持ちを正直に伝えましょう。

 

6.SNSでの妊娠報告の前に、大事な友人には個別に報告しましょう

安定期に入り、SNSなどで妊娠報告をする人がいます。
SNSで報告することに関しては問題ないのですが、それを見て複雑な思いをする人がいるのも確かです。
妊娠・出産などおめでたい話には、多くのコメントがつきます。他の人のコメントを見て、「あれ、Aちゃんには個別に報告していたのに私には個別の報告なしだったの?」なんて思う人もいるかもしれません。
大事な友達だったら、SNSで妊娠を伝える前にあらかじめ個別に報告をしましょう。

そして、SNSやTwitterなどの不特定多数が見る場所では、友人から赤の他人まで様々な感情を持ってその書き込みを見ることになります。
マタニティーフォトを載せての妊娠報告とか、一部の人が不快に感じたり配慮のない報告の仕方だと荒れてしまい、せっかくのおめでたい話題なのに不快なコメントをされてしまう場合があります。
喜びを分かち合うのは自分の友達だけにして、不特定多数の見る場所では、なるべく無難に事実のみの報告をしましょう。

 

7.誰に妊娠報告したかを忘れないようにし、

出産後はしっかりと出産報告をしましょう

妊娠報告をくれたのに、予定日が過ぎても出産報告がない場合、妊娠報告を受けた側は出産までやきもきしてしまいます。
「予定日を過ぎたけど、出産したか聞くのはプレッシャーになるかな?」
「ひょっとして最悪の自体だったら……聞けないよな」
などなど、いろいろなことを考えてしまうのです。

身内にはご主人から電話で、そして妊娠中自分を支えてくれた職場の人や友人には産まれてから退院までの間にメールなどで、無事に産まれたことをしっかりと伝えましょう♪
他に妊娠報告をした人にも、SNSやハガキなどで、それぞれに合った報告を忘れないようにしましょう。

 

いかがでしたでしょうか?
どんなタイミングでも、相手の立場に立って話す姿勢が見られれば、報告で大きな失敗をすることはないはずです。
新しい命の誕生はおめでたいことです。素敵な報告をして、みんなが笑顔で祝福してくれる出産にしましょう♪

 

まとめ

  1. なぜ妊娠報告は「基本的に安定期を過ぎてから」なのかを知っておきましょう。
  2. まずはご主人と「報告のタイミング」を話し合いましょう
  3. 義両親・実両親など、早めに報告した方が良い人には「心拍確認」を目安に報告しましょう。
  4. 職場に報告する際は、まずは直接迷惑をかける上司と同僚だけに話しましょう。
  5. 身内や友人に不妊症などに悩まされている場合、その人に合った報告の仕方を考えましょう。
  6. SNSでの妊娠報告の前に、大事な友人には個別に報告しましょう
  7. 誰に妊娠報告したかを忘れないようにし、出産後はしっかりと出産報告をしましょう