父親の事を嫌いな人が意識してほしい７つのポイント

どうしても父親の事が好きになれない。父親が嫌い。など、父親との関係に悩んでいる人は実は数多くいるのです。
直接的な原因がある場合もありますが、特に何がという訳でもなく苦手。
こう感じている人も多いようです。
しかし、自分のその「嫌い」という気持ち、もしかしたらちょっとした意識ひとつで変わるかもしれません。
今回は父親が嫌いな人へ是非読んで頂きたい、その例と改善策をご紹介します。

父親の事を嫌いな人が意識してほしい７つのポイント

１．の嫌いという気持ちは年齢によって変化する

親への気持ちは年齢によって大きく変化します。
例えば女の子が子供の頃は「パパのお嫁さんになる！」と言っていたのに、ある程度の年齢になったら口も聞かなくなった…など。
人間は適齢期になると血の近いものを嫌悪するホルモンが出るとされています。
こうした遺伝子的な原因も合わさって、今は丁度父親を嫌いだと感じる「時期」なのかもしれません。
具体的な原因がなく「なんとなく苦手」と思っている場合には、自分の気持ちに正直になり、時間の流れに任せていくのが一番の解決策となります。
ただ、少しずつでも交流をしてみる事は忘れないでください。

２．夫婦仲にも原因がある

特に女性の場合は、母親の意識を受け継ぐ傾向があります。
つまり、母親が父親を嫌っている場合、もしくは夫婦仲が悪い場合は、貴方に直接的な原因がなくても、父親を嫌いになる場合があります。
もし夫婦仲が悪い、何か問題がある場合には、根本を解決しなければいけません。
父親と自分だけの問題とは思わずに、家族全体で話し合いをしてみる事も大切です。

３．効果的なのは会話

全体的に父親嫌いの人の傾向を見てみると、交流が少ないという点が上げられます。
なんとなく疎遠になって（会話がなくなって）そのまま来てしまったという例がとても多いようです。
まずは父親との会話をしてみてください。
勿論直接の会話が一番効果的ですが、今はメールやLINEなど様々な方法があります。
顔を合わせないほうが素直に話せる場合もありますので、こういった便利なツールを有効活用しながら、積極的な交流を行なっていきましょう。
話す回数が増えれば、自然と「嫌い」という感情も消化されるはずですよ。

４．子どもが欲しいと思う気持ちが、気持ちの変化を生む

父親が嫌いな人の場合、父親の気持ちつまり「親の気持ち」がまだよくわかっていない事が原因となっている事があります。
自分が体験したことの無い気持ちを理解するのは、ほぼ無理に等しいものです。
実際自分が子供の親になり、子育てをしていく中で、ウルサイと思っていた父親の言葉や、面倒くさいと思っていた父親の態度が、本来は凄く当たり前の事だった…等。
父親に対して意識の変化が起きる可能性が高いのです。

５．父親との交流は誕生日プレゼントなどのイベントを通して行う

嫌いという気持ちの場合、相手にどう接していいかわからないという思いが絡んでいる場合があります。
こういったケースの場合は、まずはイベント事で父親との交流を図ってみましょう。
特に年に一回の誕生日など、プレゼントを渡すものだと効果的です。
プレゼントを選ぶと、自然と相手に喜んで貰いたいという気持ちも芽生え、また、直接渡すことを切っ掛けに、会話も弾ませる事が出来ます。
まずはこうした切っ掛けを作って見ることで、相手への意識を変える事が出来ます。

６．自分の事が嫌いという勘違いを無くす

父親は、自分の事が嫌いなのではないか。こうした思いから父親が嫌いになるケースがあります。
例えば、常に自分の意見を否定してくる。特に会話も無い。等、その例は様々です。
ですが、こういった相手の態度だけで「自分の事が嫌い」と決めてしまうのは大きな勘違いです。
父親も男性。男性は自分の気持ちをしっかり表に出す事が苦手な人がとても多く、それが子供に対する愛情の場合も同じなのです。
お互いに相手の反応を探っているだけではいつまでもわかりあえません。
最初は気恥ずかしさもあるかもしれませんが、父親と一度ゆっくり話をする場を設けてみてください。
きちんと話合うと、相手の考え、自分への気持ちが見えてきて、良い関係を作って行く事が出来ます。

７．DVが原因であるのならば、専門期間の力を借りる

父親への嫌悪で残念ながら多いのがDVによるものです。
物理的な暴力のみならず、言葉での暴力、精神的な暴力など、被害者に鳴ってしまっている人が全国に多くいるのが事実です。
もし貴方の父親嫌いがDVもしくは、そう感じる仕打ちを受けた事によるものであれば、悩まずにすぐに専門機関へ相談しましょう。
DVは心の病気と同様です。自分一人の力でなんとかなるものではありません。
プロの力を借りて、穏やかな家族を取り戻すために一緒に戦っていく事が大切です。

いかがでしたでしょうか。
誰しも生まれた瞬間から父親が嫌いという事はありません。
きっと何か些細な切っ掛けである事が多く、解決策もちょっとした切っ掛けから見つかる場合も多々あります。
是非、今回上げたような事例が自分に無かったかを思い返してみてください。
そこから生まれる改善への意識が、貴方と父親の関係を良くしてくれたら、とても喜ばしいです。