人嫌いな人がうまく人と接するための7つの方法

人嫌いな人がうまく人と接するための7つの方法

人付き合いが疲れる……自分はなんで人とうまく付き合うことが出来ないんだろう。
今はネットで簡単に人と繋がれる時代。LINEなどのツールはどんどん増えていくのに上手に人と関われなくて、
人間関係の悩みを抱えている方は多いと思います。
どんなに人と付き合うのが嫌いでも、社会で生きていくためには人と接していかなければなりません。
そんな人嫌いの人が上手く人と接する為ための7つの方法を今回はお話しいたします。



人嫌いな人がうまく人と接するための7つの方法

 

1.人間嫌いの根底には「自分を理解してもらえない」という原因もありえる

どんなに人付き合いが苦手でも、家族や恋人・親友などには普通に接することが出来る人も多いと思います。
深いかかわりのある人間とは心を許せるのに、あまり関わりのない人だと苦手意識が出てきてしまうのはなぜでしょう。

人付き合いが嫌いな人、面倒に思ってしまう人の理由の一つには「自分を理解してもらえない」という根底があるのです。
自分が嫌いで「こんな私が人に好かれるわけない」と思っているから、人との付き合いを避ける人もいるでしょう。
また、人に好かれたいとか良く思われたいとか、嫌われたくないとかダメな人間と思われたくないとか、
「自分を良く見せたい気持ち」が強く、頑張っているのにそれが叶わなくて人間関係にストレスが溜まっていって、
次第に人嫌いになる人もいると思います。
人と付き合う時に素の自分で接してはいけないと思っていたり、素で接したら上手くいかなかった経験があるから
人付き合いがストレスになるのです。

 

2.まずは自分のことを嫌いにならないで認めてあげよう

人嫌いな人が人付き合いをするためにまずして欲しいことは、自分が人嫌いであることを否定しないことです。
誰にだって苦手分野はあります。苦手分野を得意分野に無理矢理改善しようとするよりも、苦手なものは苦手と認めて
苦手なりに上手くやっていく方法を取った方が楽です。
「得意にならなくてはいけない」という強迫観念があるからこそ、上手くできないことにいらだちを覚えて
人付き合いがどんどん苦手になってしまうのです。
人は生きていくために必要最低限の人付き合いはしなくてはいけませんが、得意でなくても生きていけます。
食べ物で例えると、栄養は取らなくてはいけないし、嫌いなものは無いに越したことはないけれども、
偏食家だって生きていけるし、身体に良いからと言って毎日嫌いなものを食べる必要はないのです。
「嫌いなものは嫌い・苦手なものは苦手」それでいいと自分を認めてあげてください。

 

3.他人に「理解してもらえない」と短気を起こすよりも、最初から理解されなくて当たり前と思うことが大事

人付き合いを続けていると誤解はつきものです。
自分のことを不当に評価したり馬鹿にしたりする相手に苛立ちを感じることも多々あります。
全ての人に「それは誤解だ!分かって欲しい!」と正面からぶつかっては身体も心も持ちません。

自分が「この人には本当に分かって欲しい」と思う相手以外には、真正面からぶつかる必要はありません。
人は自分も他人も主観でしか物を見ることが出来ないので、不当な評価はされても当たり前です。
逆に「他人は他人、自分は自分」と思う気持ちが相手の価値観へのリスペクトを生むこともありますし、
他人を嫌わないでいられる方法でもあります。
「人が嫌いだ」「人付き合いが苦手だ」というのは理解されなくて当たり前だと思うことが大事です。



4.他の人と比べて自分に劣等感を感じてイライラすると、余計に疲れてしまいます。

いつも笑顔で、人を褒めるのが上手くて、人との衝突を上手に避ける人って周囲にいますよね。
そういう人を見ると、人前での発言で上手くいかなかったり人間関係にウジウジしたりする自分と比べてしまって、
上手くできない自分に対してイライラすることがあります。

でもそれって、水泳が苦手な自分が学年一のタイムを出す水泳部の子に対して嫉妬するのと同じようなものだと思いませんか?
水泳が好きで、たくさん練習してトップになったような子のように泳ごうと思ってもいきなり出来る訳がありません。
カナヅチの人間がとりあえず溺れない程度に泳げれば良いように、自分で「ここまで出来ればOK」というラインを決めて
それに満足するくらいの気持ちでいましょう。得意な子と比べて短気を起こしても意味がありません。

 

5.めんどくさい人間関係は、少しくらい避けてもそこまで問題にはならない

人間関係はめんどくさいものです。それを避けて通らなかった人、努力して円滑に進むよう改善した人が人付き合いの上手い人です。
人が好きな人とか、人付き合いが得意な人はめんどくさい人間関係と向き合ってもそれを乗り越える方法を知っていますが、
人嫌いな人がその境地にたどり着こうとしても、その4で話したようにカナヅチがいきなり遠泳に挑戦するようなものです。

全ての人と上手く人間関係を構築する必要はありません。最低限の人間が理解してくれれば人生なんとかやっていけます。
嫌いな人は嫌いなままで良いですし、「この人とつき合うと疲れる」と言う人には少し距離を置いたって良いですし、
会社の人間関係にストレスを感じるならば転職したって良いのです。
どこでも円滑にやろうと思うのではなく、円滑に出来る場所を探しましょう。

 

6.人付き合い以外に孤独で寂しい気持ちを解消する方法をみつけましょう

誰にでも孤独を感じることがあって、それを寂しいと思うものです。
人付き合いの上手い人は孤独の寂しさを人と円滑に付き合うことで解消しています。
でも人嫌いの人がそれをしようとすると、上手くいかずストレスが溜まり、「自分は人に好かれない」と余計に孤独を感じてしまいます。
苦手な分野で孤独を解消しようとするよりも、自分の得意な分野で寂しい気持ちを紛らわせる方法を見つけましょう。
趣味に没頭するのもいいですし、資格の勉強やメイクなど自分を磨く方向に進んでも良いでしょう。
意外とそういった自分の好きな分野から自分の理解者が現れたりするものです。

 

7.人嫌いでも、意外と自然体で接すると理解者も増えていきます

自分が人嫌いだと認め、素の自分を見せるようになると、変に作った自分でいた時よりも理解者が増えていきます。
それは自分が他人に対して期待を持たなくなったからこそ、理解者がいたときに有難く思えるようになったのかもしれませんし、
無理をしていたときよりも他人に対して緊張やイライラしなくなっているからかもしれません。
習い事の発表会などで「上手にやろう」と思うと逆に緊張して失敗してしまう様に、うまく人と接しようと思わないのが
一番「うまく人と接する」コツなのです。
人付き合いは無理して楽しむ必要もないですし、無理して嫌いな人を好きになることもありません。
自分にあった方法で、自分が楽しいように人付き合いをしていきましょう!
そうすることで、人嫌いや人付き合いに対する苦手意識も少しは無くなってくるかもしれません。

 

いかがでしたでしょうか。当てはまる部分はありましたか?
人付き合いは無理して楽しむ必要もないですし、無理して嫌いな人を好きになることもありません。
自分にあった方法で、自分が楽しいように人付き合いをしていきましょう!

今回は人嫌いな人がうまく人と接するための7つの方法をお伝えしました。

まとめ

  1. 人間嫌いの根底には「自分を理解してもらえない」という原因がありえる
  2. まずは自分のことを嫌いにならないで認めてあげよう
  3. 他人に「理解してもらえない」と短気を起こすよりも、最初から理解されなくて当たり前と思うことが大事
  4. 他の人と比べて自分に劣等感を感じてイライラすると、余計に疲れてしまう
  5. めんどくさい人間関係は、少しくらい避けてもそこまで問題にはならない
  6. 人付き合い以外に孤独で寂しい気持ちを解消する方法をみつけましょう
  7. 人嫌いでも、意外と自然体で接すると理解者も増えていきます