ニートが引きこもりを脱出して就職するための7つ方法

ニートが引きこもりを脱出して就職するための7つ方法

今、様々なメディアでも話題に取り上げられる「ニート」や「引きこもり」。
いろんな理由があってこうなってしまった人も多い中「ニート」や「引きこもり」は、なったら抜け出せない…や。仕事は見つからない…。と言われがちです。
しかし、こうした「ニート」や「引きこもり」でも現状を脱して、仕事に就く方法がちゃんとあるのです。
今回は引きこもりニートになってしまった場合の「現状打開方法」をご紹介します。



 

ニートが引きこもりを脱出して就職するための7つ方法

 

1.仕事への不安などを取り払うポジティブ思考

ニートや引きこもりになってしまった場合、常にネガティブな思考を生んでしまう癖が付きがちです。
就職してもちゃんと出来なかったら…人間関係で失敗したら…など、試す前に全てマイナスに変換してしまう事が、行動を起こせない原因となっています。
まずはポジティブな思考を出来るだけ持つようにしましょう。
始めてみた仕事が上手くいかなかったら、人間関係が上手くいかなかったら、別の仕事を探せばいい。自分のペースで出来る事から始めればいい。など、まずは道はいくつでもあるんだというイメージを持ちましょう。
人間はいきなり大きな目標を目の前にするとほとんどの場合、挫折してしまいます。
まずは1週間仕事をしてみる。それが出来たら1ヵ月仕事をしてみる。など、小さな事からで良いので前向きな目標を少しずつ立てていく事が大切です。

 

2.ニートからの脱出の第一歩は外出から

就職を考える前に、まずは外に出る訓練から始める事が大切です。
1日に1時間の散歩等、決められた短時間でも良いのでまずは積極的に外に出るようにしましょう。この時に、近くに商店街やショッピングモールがあるのであれば、その中を歩き様々なお店を見学するのも良いでしょう。
中には求人の広告を出しているお店もありますので、実際に自分が利用してみて「こういった仕事は面白そうだ」など、仕事への意欲を持てる事もあります。
実際に外に出て様々な物を目にする事が、引きこもりニートから脱出する為の最優先課題です。

 

3.まず色々な仕事に手を出してみる

厳しい言い方にはなりますが、一度ニートで引きこもりになってしまった場合「社会不適合」とされる場合がほとんどです。
「昨日までニートでした」でも就職させてくれる会社はほぼ無いに等しいのです。
その為、まずはバイトからで良いので色々な仕事に手を出してみましょう。
接客、事務、体力系、裏方、調理…等、今やバイト出来る職種は多種多彩です。さらに昨今は「派遣業」がとても盛んになっていて、派遣会社に登録→合った仕事を探すということも主流になっています。
ニート脱出にはまず「働く意欲」を持つことが大切です。
いきなりひとつの仕事をずっと続けていかなくては…と考えると厳しいものです。
まずは様々な職種を「試して」みて、これは自分に合っているという仕事を探してみましょう。この時、いきなりレベルの高い仕事を目指さずに、少しずつレベルアップさせていく事が大切です。



4.引きこもりでも仕事探しは出来る

就職先を探す機関として有名な「ハローワーク」も、ネット版を展開しています。
引きこもっている場合、外に行くのが面倒、もしくは人に就職の話を細かく聞くのが苦手という場合がほとんどです。
しかし、今はこうしてインターネットが普及している時代ですので、家にいながらも仕事を探す手段は沢山あります。バイトにしても就職にしても、多彩なサイトがありますので、時間を掛けてでも仕事を探してみる事が大切です。
また、サイトによってはエントリー前に先方にフォームから質問出来る機能がある場合もありますので、有効活用していきましょう。
ただし、ネットでよく見掛ける「ラクして高収入」など、危険な求人もある事も事実ですので、安易な仕事に手を出すことはやめましょう。

 

5.人間関係が面倒くさい人でも出来る仕事もある

引きこもりになってしまった場合、元々人間関係に関する事が原因ということも多くあります。その為、また仕事をしようと思っても「人間関係」がネックになって中々踏み出せないという事もあります。
こういった時でも、ポスティング・警備員・デリバリー配達…など、多少の人間関係はありますが基本的に行動時間はひとり…といった仕事も多数あります。
いきなり接客やグループでの作業を行うよりは、こういった仕事をいくつかこなしていき、徐々に人間関係に慣れていくという事も、引きこもり脱出には効果的です。
ただし、個人で動く場合には自分への責任も大きくなります。まずは与えられた仕事は小さい事でもしっかりこなそうという気持ちを持つ事が大切です。

 

6.引きこもり主婦の場合は資格の勉強を積極的にしてみる

主婦層にも引きこもりが多くなっています。
特に専業主婦の場合には、家にいることが多く、いつしか必要最低限の外出以外をしなくなりご近所との付き合いも面倒になったり…とネガティブに陥りやすいのです。
主婦の場合は家事もあるので、常に自由という訳にはいかないと思います。
こういった場合には「資格」の勉強をすることをオススメします。
通信講座の資格であれば、低価格で受講できるものも多くあり、また空いている時間に自分のペースで進めていく事が出来ます。
資格だけ取っても…と思うかもしれませんが、資格を手にする事によって、それに結びつく仕事を探す切っ掛けにもなります。
また、在宅で出来る仕事の幅を広げる事も可能になります。
どちらにせよ、何かの勉強に打ち込む事は気持ちを前向きにしてくれるので、資格を取る事イコール未来への道標になってくれる場合が多いのです。

 

7.お金がない状況を作る事が大切

引きこもりニートの場合、お金に対する危機感がない場合が多いと言われています。
両親、もしくはそれに近しい人の援助。これがあるうちには中々自分から仕事をしようという気力が湧きにくいものです。
まずは、自分がお金を稼がないとならない状況を作ることが大切です。
例えば「◯月までに実家を出る」「◯月までに◯を買う(大きな金額のもの)」など、金額に対する大きな目標を立てるとゴールが定まり、行動も起こしやすくなります。
お金を稼ぐには仕事をする事が大前提になります。その起爆剤を作ってあげる事が仕事意欲を持つ為に効果的となります。

いかがでしたでしょうか。
「今」を少しずつ変えていく手立ては沢山あります。
いきなり大きな事ではなく、目の前の小さな事から変えて行くことで職に就き、ニートから脱出する事は充分可能なのです。

今回はニートが引きこもりを脱出して就職するための7つ方法をお伝えしました。

まとめ

  1. 仕事への不安などを取り払うポジティブ思考
  2. ニートからの脱出の第一歩は外出から
  3. まず色々な仕事に手を出してみる
  4. 引きこもりでも仕事探しは出来る
  5. 人間関係が面倒くさい人でも出来る仕事もある
  6. 引きこもり主婦の場合は資格の勉強を積極的にしてみる
  7. お金がない状況を作る事が大切