同居人とストレスなくルームシェアするための9つのポイント

同居人とストレスなくルームシェアするための9つのポイント

最近はゲストハウス、ドミトリーの増加に伴い複数人で共同生活をしたり、家賃の節約で友達等とルームシェアする事が増えています。たしかに家賃を浮かせたり、家具、寝具などをそろえる必要もなく手軽にできる方法の一つですが、やはり今まで別々に暮らしていた方と一緒に住むというのは苦労する事も多いです。
今回はそんなルームシェアをする時になるべくストレスを抱えないための8つのポイントをお伝えします。



同居人とストレスなくルームシェアするための7つのポイント

 

1.大きな声であいさつをする

自分のリラックスできる空間ではありますが、もし同居人からあいさつされた時返事をしても聞こえなかったり、顔を合わせてなにも話さずにすれ違うと[あの人もしかして私の事嫌ってるのかな]とよけいな誤解やストレスを抱えてしまうかもしれません。もちろん疲れている時など無理に話を続けなくても、[おはよう][こんにちは][お疲れさま][おやすみ]だけはきちんと大きな声ですることで、他の人もあなたに対していい印象を常に持ってくれるでしょう。

 

2.相手の価値観を理解してトラブルを防ごう

今までまったく別の環境で生活してきた者同士のライフスタイルは自分が思っている以上に違うかもしれません。もっとこうしてほしいと思っていても人の生き方は簡単に変えれません。寝起きの時間、部屋の片付け具合、歩く足音の大きさ、短気か温厚か人はそれぞれ個性があります。お互いが歩み寄れれば一番いいのですが、まずはこちらから相手のライフスタイルを把握するようにしましょう。その中で自分が譲れるところ、どうしても受け入れてほしいところを照らし合わせてお互いが歩み寄っていく事が大切です。

 

3.問題が起こらないように、ある程度のルールを決めておく

特にルールを決めずにルームシェアをスタートしてしまって、徐々にストレスがたまっていくというのはよくあることです。最初にある程度のルーを作っておいた方が懸命でしょう。もちろん厳しいルールだと窮屈になってしまいますが、どうしても自分が嫌な事や譲れないところなどは話し合ってルールを決める事により、ある程度相手の価値観もより見えてくるものです。何時以降は音を控える、交代でお互いの洗濯をするなんて方もいますが、簡単なルールを作ってお互いがストレスをためないようにケアをしましょう。もしルールが守られていない場合はしっかりその事について話し合うのも大事です。

 

4.人の性格はなかなか変わらないというところを理解して、得意なところで補い合う

人間それぞれ得意不得意がありますので、どうしてもうまく出来ない事もあります。掃除が苦手だとか料理が苦手だとか、苦手な事をその人に無理にやらせて負担を与えるよりも、得意な事は得意な人がやるというのもルームシェアだから出来るいいところです。多少の仕事量の差は出てしまうかもしれませんが、あなたのやさしさはきっとあなたに返ってくるはずです。得意なところで相手の負担を減らすよう意識してみましょう。



4.自分の使うもの、利用するものは出来るだけ自分で用意する

ルームシェアをすると共同で使う物も増えてくると思いますが、自分の使うものはなるべく自分で用意するほうがトラブル回避になります。もちろん共同で使っていたほうがお互い楽になったり補い合えばいいというものもありますが、もし他の人のものをあなたがを無断で使っていて気づかないうちにその人はストレスを抱えている、なんてこともありえます。自分のもので共同で使う可能性があるものは、部屋に持ち帰えったり洗面用具には名前を書いておくなどなるべくケアをするようにしましょう。

 

5.あえてあまり干渉しない

ルームシェアをすると当然顔を合わせる機会も増えると思います。自分の寝床なので気を抜きやすい場所ですので、当然仕事や学校で接する人よりもだらしないところも見えてきたり、時には相手が仕事をしていなくて怠けていることが気になったり、異性関係の事で目につくような事も出てくるかもしれません。そういう事が気になってあなたの方がストレスを抱えるのはよくありません。あえてあまりプライベートには深く干渉を持たないようにすることも共同生活を続ける秘訣です。普段仕事や学校等でストレスを抱えたり、疲れて家に帰ってきている時に、ついて気になってしまう事があるとよけい疲れてしまいます。もしあなたが話を聞いてほしい、ちょっと一緒にお酒が飲みたいなどと思った場合は自分から話してみましょう。

 

6.音に対してお互い気を使う

部屋が分かれていて目には見えなくても、テレビを見ていたり、行動している時はどうしても物音がしてしまいます。あなたが普通にしている行動でも思った以上に隣に響いているかもしれません。音楽を聞く時はイヤホン/ヘッドホンをしたり、逆に寝る時は耳栓をして相手へのケアをするなど、ちょっとした工夫でお互いのストレスは軽減されるはずです。

 

7.共同で使うものの時間や場所等に気をつける

共同生活ではどうしてもトイレやお風呂、キッチン等共有になるので相手が先に使っていた場合どうしても待たなければいけません。家を出る直前にお風呂に入っていたりと意外とあなたを悩ませる可能性は高いです。対策として事前に把握している事はメールなどで伝えておくとか、出発タイミングが同じなら相手の準備よりも先に準備するよう気をつけるなど事前にケアできる事もあると思います。

 

8.賃料のトラブルは厳しくする

ルームシェアで問題になる事が多いのが賃料等のお金のやりとりです。ドミトリーなどのきちんとした管理会社を通してのルームシェアならある程度ケア出来ますが、知り合いや友達同士だとどうしても支払いが遅れたり滞ったりする事があります。そんな時はキチンと対応しなければいけません。逆にルームシェアで一番多いトラブルだと言う事を最初に理解しておいた方がいいと思います。一人は家にずっといてもう一人はほとんど家にいないのに光熱費は折半でストレスを抱えてしまうなんて事もあるかもしれません。ルームシェアは色々な面でメリットもありますが、そういったデメリットも含まれているという事を頭にいれて、そういった状況に落ちいた場合はお互いきちんとコミュニケーションをとりましょう。どうしてもうまく行かない場合はやはりルームチェアをやめて自立する事を考える事の方が前向きに進むかもしれまん。

 

9.共同生活を自分のステップアップのための準備期間と捉える

5.6.8.も述べたように、だらしなさ、音、お金で揉めてしまい悩んだりするのはそういったリスクも含めて家賃を安くしているという事を頭に入れておかなければいけません。ルーシェアは楽しく、家賃も安くなるのでずっといようと思う人もいますが、それ故になかなか新しい出会いが生まれなかったり、自立出来ないと言ったことも考えられます。人間自立して独り立ちする事、一人暮らしをしたり、しっかりした家庭を築いて生活するということは理想的だと言えるでしょう。共同生活はあくまで自分が成長する過程の一つととらえ、次のステップアップの準備期間と考えるのが好ましいと思います。そう割り切る事によって、今抱えているストレスや問題も今は我慢のだ、今はその時期だと自分に言い聞かせる事が出来るかもしれません。

 

まとめ

人によって同居人とまったくストレスなく生活している人や、文句を一杯言われている人など様々だと思います。しかし同居人とのルームシェアを通じて人のやさしさを感じたり、人とのコミュニケーション能力を向上させる等現代だからできる人の成長もあるとても素敵な場所だと思います。ルームシェアする機会がありましたら是非参考にしてみてください。今回は同居人とストレスなくルームシェアするための7つのポイントをお伝えしました。

同居人とストレスなくルームシェアするための9つのポイント

  • 大きな声であいさつをする
  • 相手の価値観を理解する
  • ある程度のルールを決めておく
  • 得意なところで補い合う
  • 自分の使うもの、利用するものは出来るだけ自分で用意する
  • 音に対してお互い気を使う
  • 共同で使うものの時間や場所等に気をつける
  • 賃料のトラブルは厳しくする
  • 共同生活を自分のステップアップのための準備期間と捉える