彼氏彼女の束縛が激しい時の7つの対処法

彼氏彼女の束縛が激しい時の7つの対処法

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やっとお互いの思いが通じ合い、晴れて恋人同士となったふたり。初めは相手も「あなたと一緒にいられるだけで幸せ」というピュアな感情を抱いてくれていたのに、今度はあなたがほかの異性としゃべっているのを見ただけでも、「どうして・・・?」と心配になり、やがてあなたを責めるようになります。

まだかわいい「嫉妬」の範疇であれば、あなたにとってもそれはまたうれしいことかもしれませんが、「あんなことするなんて許せない」「ほかの子と連絡してはだめ」などとあなたの行動すべてを監視し、束縛し始められると、相手の存在がとたんに重荷に感じられてしまいます。

もとの純粋な気持ちの頃のふたりに戻りたい・・・。そんな彼氏彼女の束縛が激しくて困った時の対処法をご紹介します。



 

彼氏彼女の束縛が激しい時の7つの対処法

 

1.存在が重いと感じたら状況を整理してみる

まず、相手はあなたの何に対して不信感を持っているのかなど、状況を整理してみましょう。相手以外の異性としゃべること?連絡をとること?あなたがすぐに返信をくれないこと?

そしてあなたは相手の何が重いのでしょうか。相手以外の異性と接触した時、相手が怒ること?泣くこと?異性との接触を禁止すること?行動を知りたがること?返信を要求すること?

そしてあなたも必要以上に相手以外の異性に接近することで、相手を刺激していないか意識して状況を洗い出してみる必要があります。何か思い当たることがありますか?

そしてうまく整理できたら「心配かけてごめん。でも今は自分の時間や仲間も大事にしたいと思っていて、あなたにはそれを尊重してもらうとありがたいのだけれど、できるかな?」など、まずは自分の気持ちを素直に伝えてみましょう。案外あっさりと状況が好転するかもしれません。

 

2.わがままにイライラしたら別の理由を探ってみる

「これをしてくれなくちゃイヤ!」ときどき考えられないようなわがままを言う彼女(彼氏)。その子どものような内容にあなたは呆れてイライラしてしまうときもあるでしょう。しかし、子どものわがままでも多くの場合は、本当の問題は別のところにあるのです。

「このお菓子を買って!」というわがままでも、実は「ママ、私(僕)のことをもっとよく見て!」というもっと根本的な別の要求が隠れていることがあります。

彼女(彼氏)は本当にそれをして欲しいのか?不満は別のところにあるのではないか?と考えてみる必要があります。

 

3.メールができないことをはっきり伝える

「今何してるの?」「今日どこ行ったの?」などと頻繁に連絡を入れてくる彼女(彼氏)。うんざりして返信をしたくなくなるのも理解できます。しかし無視を続けていてはさらに相手の不信がつのって「どうしたの?」「何かあったの?」などと着信がさらに増え、火に油を注ぐ結果に。

「今日は家族と出かけているからあまり連絡とれないよ。」「疲れて爆睡中だから電源切っているよ。」などと事前に連絡しておくなど、あなたが普段友人にするのと同じような対応をしましょう。



4.会いたくないときは無理に会わない

いろいろ相手を理解しようと試みたけれど、「疲れた」「少しひとりになりたい」ということもあるでしょう。そういう時は思い切ってひとりになってみて、一旦冷静になるのもいいでしょう。

「少し考えてみたいから、しばらく連絡とらないよ。」と真摯な態度で相手に伝えて、自分は本当はどうしたいのか?もう耐えられないのか?それともやはり自分には相手が必要な存在なのか?もう一度自問自答してみてください。

現代はいとも簡単に外界とコンタクトがとれてしまう時代ですが、物理的にも精神的にもみんなそれに過度に依存してしまっています。オンラインの相手に気を使ってばかりいると、オフラインの本当の自分の気持ちというのがわからなくなってくるのです。

会えない(接触しない)期間を過ごしてみて、初めて相手への本当の気持ちというのが見えてくることがあります。外界を遮断してじっくり内なる自分を見つめてみることが大事です。

 

5.音信不通を機に相手の成長を待つ

あなたと音信不通になり、相手はいやがおうでも自己と向き合わざるを得ません。きちんと内省ができる人であれば「自分のやっていることは相手の重荷になっているのではないか?」「自分はこれでよいのか?」と問い直すきっかけになるかもしれません。

彼氏(彼女)中心だった生活を、これを機に変えてもらうのがよいでしょう。同性の友だちと遊びに行ったり、勉強や仕事に励んで自分を磨いたりして、新たな別のフィールドを開拓してもらうことが大事です。

 

6.「会いたいけど会えない」という気持ちに寄り添う

人間が二人以上いれば必ずそこにはコニュニケーションが発生します。別に恋人ではなくても、それぞれ別々の人間がお互いによりよい関係を築くために、常に心がけたいのが相手の気持ちに「共感する」ということです。彼女(彼氏)の「会いたいけど会えない」という立場に立ってみて「つらい」という気持ちに共感することが、相手を理解する上でとても大切なのです。

 

7.依存しすぎる相手には専門的なサポートが必要

最後に「やっぱり自分は相手と一緒にいたい。」という結論が出たとします。しかし相手の束縛がある限界レベルを超えていている(常軌を逸している)場合、それは恋愛関係における問題だけではなく、彼女(彼氏)が今まで生きてきた人生の中で抱えている別の問題が潜んでいることがあります。

感情が極端に不安定で依存が激しい人の場合、もともと子どものころの親との関係に問題を抱えているケースが多いのです。幼いころ親との間にうまく愛着が形成できないまま成長し、大人になってから今度はパートナーに過剰に依存し、何かちょっとでも失望するようなことがあると激しく怒りを表したり、「自分はいつか相手に見捨てられるのではないか」という不安に駆られて、相手を必要以上に束縛し、必死でしがみついたりしてしまうことがあります。

こうなるともうあなたの恋人は精神的なサポートが必要です。基本は相手の話にじっくり耳を傾け、その気持ちにまず寄り添うことですが、相手の激しい感情に巻き込まれてしまい、すべてを投げ打って身を捧げているうちに、結局あなたも相手に依存してしまう、そんな共依存の関係に陥ってしまうことになるかもしれません。

あなただけでは手に負えない場合は、専門のカウンセラーなどの助けを借りることも検討してみてください。

 

いかがでしたか?お互いに依存し合う関係より、「ふたりともそれぞれ自立しているけれど、お互いが寄り添っている」という健康的で素敵な関係を目指していきましょう。

 

まとめ

 

  1. 存在が重いと感じたら状況を整理してみる

  2. わがままにイライラしたら別の理由を探ってみる

  3. メールができないことをはっきり伝える

  4. 会いたくないときは無理に会わない

  5. 音信不通を機に相手の成長を待つ

  6. 「会いたいけど会えない」という気持ちに寄り添う

  7. 依存しすぎる相手には専門的なサポートが必要