寝起きの動悸の原因と7つの対処方法

寝起きの動悸の原因と7つの対処方法photo by:Jane Rahman

朝起きた際に胸がバクバク動いているのを感じると、病気ではないか、と思う人も多いでしょう。寝起きの際の動機は様々な原因があります。動悸と同時に、汗やのどの渇きがある、めまいや吐き気をもよおす、といったパターンもあります。これらは、食生活やストレスで解消できるものもあります。生活習慣を少し変えるだけで効果が出る場合もあります。

動悸の原因と対処方法をあげていきます。



 

寝起きの動悸の原因と7つの対処方法

 

1.寝起きの動機には、まず枕の高さ調整やいびきの確認

睡眠時無呼吸症候群とは、寝ている間に一瞬呼吸が止まってしまう症状を指します。中には10秒ほど呼吸が止まってしまう人もいます。この状態が続くと、朝起きた際に動機があったり、頭痛やのどの渇きを感じることになります。これを解消させるためには、まず家族に、いびきの状態を確認してもらうのが良いでしょう。睡眠時無呼吸症候群の特徴として、いびきが大きいことが挙げられます。家族に確認して、大きないびきをかいていないか確認しましょう。また、枕の高さを調整することで、眠りが深くなる場合もあります。無理のない姿勢で眠りにつきましょう。

 

2.頭痛を解消する為にアルコール、タバコを控える

寝起きの際にはげしい頭痛を感じる場合、鼻水や汗がとまらない場合は群発頭痛の可能性があります。これは男性に多い症状で、アルコールやタバコを過剰に摂取している時に起こりやすくなります。頭痛や動機がひどい場合、お酒を飲む人は飲まないか、量を減らすようにしましょう。タバコも、吸い過ぎは危険です。肺機能を悪くし、眠りの質を悪くします。知らず知らずのうちにたくさん吸ってしまう人は意識して、本数を減らすか禁煙を心掛けましょう。

 

3.吐き気をもよおす場合は暴飲暴食を控える

寝起きに吐き気をもよおす原因の一つに、胃への大きな負担があげられます。食生活に偏りがある人、量を食べ過ぎてしまう人は、寝起きの際に吐き気となって表れます。特に夜間、深夜に食事をとるのは良くありません。夜22時以降は、体を休める時間帯にしましょう。食事のバランスも3食バランス良くを心掛けましょう。過度な食事は一時的なストレス発散にはなりますが、極端な油分、甘いものの撮り過ぎは糖尿病などの原因になります。寝起きをさわやかな状態にする為にも、食事は適量を心掛けましょう。



4.朝起きれない場合は質の高い睡眠をこころがける

朝なかなか起きれない場合は、睡眠の質を高めることを意識しましょう。布団はきれいな状態のものを使い、手足をのばして眠れるようにしましょう。お風呂にゆっくりつかり、手足を温めた状態で寝るのが効果的です。手足の先が冷えていると睡眠の質が下がります。睡眠時間も、最低でも6時間はとれるのが理想です。部屋の明かりがついていると、眠りが浅くなるので、電気も必ず消すようにしましょう。ゆっくり、深く眠ることで睡眠の質が高くなります。

 

5.低血圧が原因の頭痛なら、朝食はしっかり食べる

ダイエットなどで朝食をぬいていると低血圧の原因となります。これは女性に多く、低血圧の状態が続くと胃の機能が悪くなります。そうすると朝起きた際に吐き気をもよおす原因となります。食べ過ぎもよくありませんが、朝食はしっかりと食べるようにしましょう。朝食をとることで、脳の働きがよくなり、日中も積極的に動けるようになります。

 

6.頭痛を解消する為に、スポーツなどでストレスを発散させる

日頃から体を動かすようにしましょう。軽い運動をやるだけでもだいぶ変わります。ジョギングやウォーキングなどは手軽に始めることが出来るのが利点です。球技でもいいですし、水泳も全身運動となるので効果的です。もし、スポーツをする時間がとれないのであれば、日頃から階段を使うようにしましょう。階段は上下運動なので続ければ効果が出ます。少し遠回りして、普段の歩く距離をのばすというのも良いでしょう。運動して体からストレスを発散させることで、眠りが深くなります。脳の状態も良くなり、スッキリと目覚めることが可能になるでしょう。

 

7.動機が続くようであれば、病院へ行く

起床の際の動機には様々な原因があります。寝起きの際に汗をかく、めまいがするという状態が続いた場合は、内科に見てもらいましょう。レントゲンや血液検査で異常がないか、調べてもらい治療をしましょう。

また、動悸は精神的ストレスが原因の自神経失調症の場合もあります。さらに、心臓や内臓に問題がないにもかかわらず、何かの病気なのではないかと心配になり、動悸をしているかのように錯覚する状態を心気症、別名心臓神経症と呼びます。この場合は内科ではなく、心療内科で治療をしてもらうことになります。

原因不明の動悸が何日も続くようであれば専門家に見てもらいましょう。

 

いかがでしたでしょうか。眠りの質が悪かったり、食生活が乱れていると、寝起きの際に動悸となってあらわれます。また、日頃からストレスを溜めていると、それだけで動悸が気になってくることもあります。朝、健康な状態で起きることが出来ると、一日を快適に過ごすことが可能になります。健康な状態を維持し、健やかな目覚めで一日をスタートできるようにしていきましょう。

まとめ

1.動機には、まず枕の高さ調整やいびきの確認

2.頭痛を解消する為にアルコール、タバコを控える

3.吐き気をもよおす場合は暴飲暴食を控える

4.朝起きれない場合は質の高い睡眠をこころがける

5.低血圧が原因の頭痛なら、朝食はしっかり食べる

6.頭痛を解消する為に、スポーツなどでストレスを発散させる

7.寝起きの際の動機が続くようであれば、病院へ行く