自意識過剰の意味とは?自意識過剰にならないよう気をつけたい6つのポイント

自意識過剰の意味とは?自意識過剰にならないよう気をつけたい6つのポイント

自意識過剰とは、自分が注目されている、と思う心理状態を指します。
人間は社会の中で生きるのである程度の自意識は必要です。しかし、極度の自意識過剰になってくると、外を歩いているだけで「常に通り過ぎる人から見られている」「常に誰かが自分の悪口を言っている」という気持ちになり、出歩くのも困難になります。
このような自意識過剰にならないよう気をつけたいポイントをあげていきます。



 

自意識過剰の意味とは?自意識過剰にならないよう気をつけたい6つのポイント

 

1. 自分の容姿に関して不安であれば身なりを整える

たとえば自分の容姿に関して不安があるのであれば、身なりを整えて不安な要素を解消しましょう。
まず他人の目線が気になるのであれば帽子やサングラスなどを身に着けて自分を守るのも良いでしょう。
次に清潔感のある服を選んで髪型なども整えましょう。臭いが気になるなら香水など使いましょう。自分の身なりが整っていれば自然と気持ちも落ち着いてきます。
普段から身なりに気を使っていてそれでも他人の目が気になる人は、あえて普段と違う服装をためしてみましょう。時や場所、状況によって服装は大きく異なるからです。たとえばあえて少しくずしている服装のほうが違和感のない場所や状況などもあります。
外見で不安要素を取り除けそうであれば、まずはそこから変えてみましょう。

 

2. 他人の目が気になる場合は「人は他人を気にしていない」と考える

他人の目が気になる人は、「人は自分が思っているほど他人を気にしていない」と考えましょう。
たとえば、今日道ですれ違った人の顔をひとりひとり覚えているでしょうか。まず正確に覚えている人はいないでしょう。このように人は基本的には他人に無関心なものです。自分が外に出て行動する時に見ず知らずの他人の行動を逐一観察していることがあるでしょうか。また、親しい知人であっても細かく観察することがあるでしょうか。必要に迫られ、よほど意識しない限りはないはずです。人はいちいち他人を気にしていません。それに自分自身が気付くことで精神的にだいぶ楽になるでしょう。

 

3. 自意識過剰になる恐怖の原因を探って書き出していく

自分が何に対して自意識過剰になり、恐怖心を抱くのか、声に出したり書き出したりしていきましょう。たとえば暗闇に対する恐怖や危険な物事に対する恐怖心は人間誰しもが持っています。また、「他人が何を考えているのか分からない」という気持ちも、多かれ少なかれ誰しもが持っています。そのような不安や恐怖に関して、自分は特に何に対しておびえているのか書き出してみましょう。自分の恐怖を自覚することで、気持ちが楽になります。また、恐怖の原因が分かれば対する対処法も分かるようになります。



 

4. 過去の気持ちを振り返り今の気持ちに気付く

自分の過去の行動や気持ちを振り返ってみましょう。何に対して気持ちがプラスに動いたか、マイナスに動いたかを書き出してみましょう。たとえば過去のこの場面では不安でなかったことが今では不安になっている、という「過去の自分と今の自分」の違いに気づけるでしょう。自分がどういう時に楽しく感じて、どういう時に不安や恐怖を感じるのか、人は意外と無自覚です。自分の感情を振り返って、今の自分を自意識過剰にさせる原因は何なのかを探り当ててみましょう。自分の感情の変化や何に対して快、不快を感じるのかは自分にしか分かりません。自分と丁寧に向き合うことで、色々なことが見えてきます。

 

5. 体を鍛えて自信をつけて自意識過剰を克服する

トレーニングをして体を鍛えることでメンタルも強くなっていきます。ランニングや球技、水泳などのスポーツで体を動かしてみましょう。もし、自分の体格に自信のない人ならなお有効です。太り気味の人であればやせて自信がつきますし、細い人であれば筋肉がつき、これも自信につながります。体を動かすことに集中していれば、他のことを気にせずにすみます。体が健康になれば、気分も健やかになり、他人の目が気にならなくなっていくでしょう。

 

6. 自分の特技や好きなことを見つけて他人の目を気にしない

自分の好きなことや熱中できること、特技を見つけましょう。そして、それを伸ばしていきましょう。これはとても重要です。自分の人生観に関わるからです。熱中できることがあれば、自然と他人の目は気にならなくなっていきます。勉強でもスポーツでもそうですが、周りを気にし過ぎている人は周りと自分の差ばかりが気になって良い成績を残せません。また、良い成績や結果を残すことだけが人生ではありません。たとえば世の中にはまったく実用的でない学問を研究している人がいます。競技人口が少ないスポーツに夢中な人もいます。そういった人達は成績や結果にこだわらず、その好きなことができるだけで幸せを感じたりします。何かに熱中していれば、自意識過剰になることもないでしょう。

 

いかがでしたでしょうか。
ある程度の「自分が見られている」という感覚は必要です。その感覚があれば社会の中で正しく生きようとするからです。
自意識過剰にならない為には自分に自信を持ち、他人の目が気にならない状況を作りましょう。
また、自分の気持ちや感情、プラスの気分や恐怖心など、自分がどういう時にどのような感情になるのかを追及していきましょう。自分の気持ちを自覚することで、「他人の目が気になる自分」から「自分の気持ちを大事にできる自分」に変わっていけます。
自分自身の意識を知ることで、より良い意識を持った自分に変わっていきましょう。

 

まとめ

  1. 自分の容姿に関して不安であれば身なりを整える
  2. 他人の目が気になる場合は「人は他人を気にしていない」と考える
  3. 自意識過剰になる恐怖の原因を探って書き出していく
  4. 過去の気持ちを振り返り今の気持ちに気付く
  5. 体を鍛えて自信をつけて自意識過剰を克服する
  6. 自分の特技や好きなことを見つけて他人の目を気にしない