人に好かれる人の特徴と好かれるための7つの方法

スクリーンショット 2014-11-05 15.00.48

「どうしてあの人の周りには、いつも人がいっぱいいるの?」

と不思議に思ったことはありませんか。「人に好かれたい」と願うのは、人間の持つ当然の欲求であり、もしその「秘密」がわかるのであれば、誰もが知りたいと思うのではないでしょうか。

心理学のひとつの分野である「対人心理学」の中で、「人はなぜ他者に好意を持つのか」を研究した「対人魅力の心理学」というものがあります。

ここでは「好かれる人の特徴」と、「好かれるための方法」について、心理学の観点からも合わせて考えていきたいと思います。

スポンサーリンク


 

人に好かれる人の特徴と好かれるための7つの方法

 

1.「見た目が魅力のある人」~清潔感と笑顔を心がけよう!


それを言ったら、身も蓋もないかもしれませんが、「外見が美しい人は内面も素晴らしい」という風に解釈される傾向があるのが、心理学の研究ではわかっています。

人は他人の印象を決定する際、初めての接触以降も、第一印象が正しいということを確認するような心理が働いてしまうので、どうしても最初の「見た目」が影響してしまうのです。

もしあなたが顔や体型に自信がなくても、清潔感に気を付けたり、いつも笑顔でいたりするようにすれば、十分外見を魅力的に見せることはできるでしょう。

しかし身体的魅力が他の魅力より、常に重要というわけではありませんので、あまり見た目を気にし過ぎる必要はありません。

 

2.「考え方がポジティブな人」~何事も前向きにとらえよう!


私が「究極のポジティブな人」で思い出すのは、アメリカの南北戦争の時代を舞台にした名作映画「風と共に去りぬ」のヒロイン「スカーレット・オハラ」です。

上流階級の箱入り娘「スカーレット」は、類まれな美貌を備えていましたが、自由奔放で個性が強烈すぎて、保守的な人たちからの反感を買うこともたびたびでした。

何不自由ない生活を謳歌していましたが、しばらくして戦争が始まったことで、結果多くの財産や愛する人たちなど、自分の持っていたほとんどすべてを失ってしまいます。

それでも生き抜くために何度でも這い上がり、非情な運命にも決して翻弄されたままにはしない前向きなスカーレットの姿は、現在でも多くの人々を魅了し続けてやみません。

スカーレットとは言わないまでも、やはり前向きな人というのは、人を惹きつける魅力があるものです。常に周囲を明るくするような「ポジティブシンキング」を心がけましょう

 

3.「フレンドリーな人」~話しかけやすい雰囲気を作ろう!


どうも美人で高学歴なキャリアウーマンみたいな「完璧な人」には、なかなか近寄りがたいですよね。でも彼女とカラオケに行ったら極度の音痴だったり、お酒を飲んで羽目を外していつも失敗ばかりだったり、など、彼女の「完璧でない」面を垣間見たら、ぐっと親近感が湧くのではないでしょうか。

やはりドジでおっちょこちょいな面を見せれば、どうにかして助けたいと思うのが人の心理です。心理学では「わざわざ助けたのだから、相手を好きなのだ。」という「援助行動をした相手に好意を持つ」ということもわかっています。

「自分は完璧でないフレンドリーな人」ということをアピールして、まずは相手が話しかけやすい雰囲気を作りましょう。

スポンサーリンク


 

4.「褒めてくれる人」~積極的に褒めるようにしよう!


「自己是認欲求」とは、人が本来持つ、「自分を評価して欲しい」「自尊心を満足させて欲しい」という欲求です。「褒めてくれる人」というのは、この「自己是認欲求」を満たしてくれますので、当然、「その人と一緒にいたい」と思うようになります。

他人のよいところを見るようにして、積極的に褒めるようにすれば、もっとあなたと一緒に過ごしたい、と思う人は増えるでしょう。

でも本当に思ってもいないことを口先だけで褒めていると、わざとらしく聞こえてしまいがちです。ただの「お世辞」ではなく、「相手の行動や人格を心から認める」というスタンスを心がけましょう。

 

5.「共感してくれる人」~相手の心に寄り添うようにしよう!


自分が嬉しいときは、「喜び」を。自分が悲しいときは、「悲しみ」を分かち合える人というのは、非常に貴重な存在ですよね。

人間は社会的な生き物ですから、この「共感する」という気持ちはコミュニケーションを円滑にする上で、非常に欠かせないものになります。

「相手の話に耳を傾け、感情を共有する」という方法は、ソーシャルスキルとしても大変役立ちます。

普段のコミュニケーションに「共感」を取り入れて、相手の心に寄り添うことを心がけましょう。

 

6.「優しい人」~相手への思いやりを持った行動を心がけよう!


本当の「優しい人」というのは、「利己的」ではなく、「利他的」に生きることのできる、非常に人徳のある優れた人のことで、多くの人を惹きつける「仏様」のような魅力を備えています。

自分の命を顧みずに、他者を救助する人などもこれにあたるのではないでしょうか。

なかなか一朝一夕にこのような境地に達することはできませんが、「他の人が幸せなら、すなわち自分も幸せである。」と思うことができるようになれば、常に「思いやり」を持った行動をとることができ、そこに少しでも近づくことができるのではないでしょうか。

 

7.「心を開いてくれる人」~オープンマインドで相手を惹きつけよう!


プライベートな話をそっと告白してくれたり、悩みを相談したりされたら、ちょっぴり嬉しく、相手に親密な感情を抱いてしまうのではないでしょうか。

このように、個人的な情報を率直に相手に伝えることを「自己開示」と言います。

さらに人間の持つ心理のひとつとして「返報性」というのがあります。これは「人に何かをしてもらったら、お返しをしなければいけない」という誰もが抱いたことのある感情のひとつです。

このため相手に「自己開示」をされたら、今度は自分もプライベートな話や内緒の話を告白するといった「自己開示を返報しよう」という気持ちが働くのです。

こうしてお互いプライベートな話をしていくうちに、関係が深まっていくということがよくあるのです。

あなたも気になる相手には、プライベートな話をしたり、悩みを相談したりするようにすれば、自然とふたりの距離が縮んでいくのではないでしょうか。

ただし、出会って間もないのにいきなり深い話をしても、相手に引かれてしまうのがオチです。少しずつ自己開示することによって、段階を経て関係を発展させていくようにしましょう。

 

 

いかがでしたか。「対人心理学」については研究が進んでおり、こうして相手の心理をうまくついて、自分を魅力的に見せ、相手からの好意を獲得することが可能です。しかしそれが「偽りの自分の姿」であったり、ただの「テクニック」であったりすれば、自分自身も疲れてしまいますし、せっかく築いた関係も長続きしません。

しかし常に真摯な気持ちで接し、素直な自分の姿を見せていれば、相手も次第にあなたのことを理解し、いつか純粋で偽りのない好意を抱いてくれるに違いありません。

 

 

 

まとめ

  1. 「見た目が魅力のある人」~清潔感と笑顔を心がけよう!
  2. 「考え方がポジティブな人」~何事も前向きにとらえよう!
  3. 「フレンドリーな人」~話しかけやすい雰囲気をつくろう!
  4. 「褒めてくれる人」~積極的に褒めるようにしよう!
  5. 「共感してくれる人」~相手の心に寄り添うようにしよう!
  6. 「優しい人」~相手への思いやりを持った行動を心がけよう!
  7. 「心を開いてくれる人」~オープンマインドで相手を惹きつけよう!

スポンサーリンク