下まぶたの痙攣が気になる時の7つのポイント

下まぶたの痙攣が気になる時の7つのポイント

Photo by 写真AC

現代人の生活において、パソコンと携帯は今や必須アイテムです。長時間液晶のディスプレイ画面を観ている人も多いのではないでしょうか。

長時間液晶ディスプレイを見つめていると、下まぶたが痙攣してくることがあります。これはディスプレイが発する光の刺激で目に負担をかけているからです。

また、下まぶたの痙攣はストレスによってもおこります。長時間連続で仕事をする、過度な量の仕事をこなす、対人関係のストレスなどでも痙攣はおこりえます。

下まぶたが痙攣してきた時の対処法を挙げていきます。



 

下まぶたの痙攣が気になる時の7つのポイント

 

1.顔の向きを変えて、下まぶたが痙攣しない方向を確認する

目の痙攣が起きたら、まずは作業を一旦中断します。そして、顔の向きを変えて痙攣がおさまる方向を探しましょう。左右に首をふる、上下に動かす、斜めに首を曲げる等して、ぴたっと痙攣がおさまる方向を確認します。痙攣がおさまったらその状態で約5秒間保ちます。これだけでもだいぶまぶたの痙攣は解消されます。

まぶたの痙攣は顔面神経が関係していることがあります。したがって、食事の際よく噛むということも痙攣解消法のひとつです。また、頬骨がゆがんでいることで痙攣がおこることもあります。頬づえやうつぶせ寝が頬骨をゆがませる原因になります。思い当たる人は頬づえやうつぶせ寝もひかえるようにしましょう。

 

2.コーヒーなどのカフェインをひかえることも下まぶたの痙攣をおさえる効果

カフェインは神経を高める効果があります。眠さをおさえる時などコーヒーをたくさん飲む人は多いと思います。しかし、カフェインの大量摂取は健康被害を及ぼす原因となります。カフェインを摂取する量をおさえることで、体への負担が減り、まぶたの痙攣をおさえることになります。目の痙攣はストレスなどが原因で起こるとも言われています。ストレスを発散させ、体への負担を減らすようにしましょう。

 

3.まぶたの上に温めた蒸しタオルを置く

目の上に温めた蒸しタオルを置くのは非常に効果的な方法です。きれいなタオルを使ってお湯で温めて目の上にのせるようにしましょう。

タオルの温度は熱すぎないようにしましょう。熱いと刺激となり体に負担がかかります。タオルを目の上にのせ、5分間じっとしているだけでもだいぶ目の疲れはとれます。目の疲れがとれれば、下まぶたの痙攣もだいぶおさえられるようになるでしょう。

 



 

4.上下のまぶたをおさえて目元をマッサージし、緑色のものを見て目を休める

上下のまぶたを閉じ、まぶたの上から指の腹を使ってやさしくマッサージをしましょう。この時、目をおさえつけ過ぎないのがポイントです。ごしごしとこするのも良くありません。やさしく目をマッサージしましょう。

部屋に観葉植物がある場合は、しばらくその植物を眺めましょう。緑色には目を休める効果があると言われています。草花や樹木を眺めていると目の疲れも軽減され、心も落ち着いてきます。観葉植物がない場合は、公園や庭園に行く機会を増やし目や体を休ませるようにしましょう。緑に囲まれていると体も健康的になってきます。

 

5.睡眠をしっかりとって目を休める

睡眠をしっかりとるのもまぶたの痙攣にきく方法です。ただ寝るだけでなく、ぐっすり眠れることが重要です。

まず、電気は必ず消すようにしましょう。電気を点けたままだと光の刺激がある為に、目の疲れがとれません。暗い状態にすることで目の負担をやわらげます。

そして、暖かい格好で眠りましょう。手足を温めた状態で寝ることで眠りは深くなります。眠りが深くなれば全身の疲れ、目の疲れがほどよくとれるようになります。

 

6.スポーツなどでストレスを発散させ、目の状態を健康に保つ

ストレスを発散させるのはとても有効です。特にスポーツで体を動かすのはとても良い手段です。体を動かすことで、ストレスの発散にもなり、体も健康的になります。

また、外で遠くを見ながら過ごすことで、目の状態が健康になります。パソコン画面を見続けるとディスプレイからの光で目に負担がかかりますが、スポーツをしていれば遠くを眺める機会も増え、視力低下を防ぐ効果もあります。なるべく遠くの景色を見る習慣をつけましょう。

 

7.眼科に検診に行き、下まぶたの状態を診てもらう

色々な方法を試してもまぶたの痙攣がおさまらない場合は、眼科に検診に行くようにしましょう。まぶたの痙攣は基本的には疲れやストレスが原因だと言われています。しかし、痙攣が続く場合は何かの病気の前兆である可能性もあります。特に両目まぶたが痙攣する場合は、重い病気、パーキンソン病や脳梗塞の兆候ともいわれます。目の異常が続く場合は早めに専門医に診断してもらうようにしましょう。

 

いかがでしたでしょうか。下まぶたの痙攣を止めるには、まずは目を休めることが有効です。そして、睡眠をしっかりとって体を休めることも重要です。まぶたの痙攣は、目だけでなく、体の異常を示すサインでもあるからです。しっかりと目や体を休め健康な状態を保つことができれば、視界も明るくなり、良い日々を過ごせるようになるでしょう。

 

まとめ

  1. 顔の向きを変えて、下まぶたが痙攣しない方向を確認する
  2. コーヒーなどのカフェインをひかえることも下まぶたの痙攣をおさえる効果
  3. まぶたの上に温めた蒸しタオルを置く
  4. 上下のまぶたをおさえて目元をマッサージし、緑色のものを見て目を休める
  5. 睡眠をしっかりとって目を休める
  6. スポーツなどでストレスを発散させ、目の状態を健康に保つ
  7. 眼科に検診に行き、下まぶたの状態を診てもらう