疲れやすい 眠い時の原因と体質改善する7つの方法

疲れやすい 眠い時の原因と体質改善する7つの方法
毎日働いていると、日々の仕事に追われ疲れがたまっていきます。疲れがたまると、体のだるさが続き、日中でも眠たくなり集中力を欠き、思わぬミスをしてしまう原因になります。また睡眠時間が極端に少ない、食生活が偏っていると、成人病などの重大な疾患を起こす可能性が上がります。ここでは、己の健康状態を見直し体質改善する、すぐに実践できる7つのポイントをあげていきます。



 

疲れやすい 眠い時の原因と体質改善する7つの方法

 

1.目の疲れは集中力低下のもと

現代ではどの職種であってもパソコンの使用は不可欠となっており、また、プライベートでもネットを利用することが日常的となっています。長時間パソコン画面を見続けていれば目が疲れてきます。また能が悲鳴をあげるので思わぬところで眠くなってくることもあります。できれば1時間ごとに少しずつ目を休ませましょう。目を閉じる、遠くを見る、目薬の利用なども効果的です。目の疲れは肩こりや集中力の低下にもつながります。なるべくいたわってあげましょう

 

2.疲れやすい、眠い日々が続く場合は睡眠を見直しましょう

よく眠れているかは、健康具合をチェックするバロメーターになります。疲れやすい人は睡眠時間が少なく、また寝る姿勢も良くない傾向があります。最低でも6時間の睡眠時間は確保しましょう。そして眠り過ぎにも気をつけましょう。時間が出来て長時間睡眠をとると次の日に眠れなくなり、結果としていざ働く時に集中力を欠いでしまいます。また、眠る前にストレッチなどをして血行をよくしましょう。寝つきが良くなるだけでだいぶ疲れがとれるようになります。また枕の高さや布団の状態なども確認しましょう。寝る環境を整えるだけでもだいぶ疲れのとれかたが変わります。

 

3.肩が疲れてきたら一旦体の姿勢を整える

デスクワークでずっと座っている場合、長時間パソコン画面に向かっていると目は勿論、肩も大変疲れてきます。肩こりはほおっておくとストレスの原因となります。椅子に座ったままできる簡単なエクササイズがあります。まずは体を伸ばして天井を見上げ、今度は体をかがめて下を見下ろします。この動作を数回繰り返します。そして次に、体を左にまわして10秒キープします。今度は体を右にまわして同じく10秒そのままにします。この動きを入れるだけでだいぶ体がほぐれ、姿勢が整うと思います。猫背の状態でずっと作業をすると肩、ひいては内臓にまで負担がかかります。座る姿勢や椅子の高さなども調整し、体に負担をかけないようにしましょう。



4.病気になりにくい体を作るために色々な食べ物をバランスよく摂取

最近は朝食や昼食をお菓子で済ませてしまう人が多いですが、これは危険です。甘いものは血糖値を上げるため、食べた直後は元気になります。しかし、体が血糖値を下げようと働くため、急激に疲れやすくなってしまいます。甘いものは適量にとどめましょう。また、カフェインやアルコールも大量に摂取すると万病の元になります。注意しましょう。

疲れをとるのに最適なのは梅干し、レモンなどです。また、野菜を多くとりビタミンを摂取するのは良い方法です。また、長寿の人は、偏らずに色々なものを食べるという傾向があります。白米や野菜、穀物、魚といった色々な種類の食物をバランスよく食べるのが健康のもとです。

 

5.過労で倒れる前に適度な運動を入れましょう

長時間の仕事が続く人は適度な運動を入れるようにしましょう。1日、10~20分でもいいです。体操、ストレッチ、ジョギングなど軽く体を動かすようにしましょう。なるべくエレベーターやエスカレーターを使わず、階段で移動するというのもちょっとした運動になります(これは災害時の避難経路の確認にも役立ちます)。体の血行が良くなることで思考もさえてきます。毎日少しずつでもいいので続けることで、体の疲労はぐっと減ります。

 

6.過労の症状が続いた場合は躊躇せず病院へ

過労の症状は人により異なります。胃腸が弱い人は腸炎としてあらわれます。全身の疲労感や胸の痛み、手足のしびれなどで出る人もいます。特に働き盛りの男性、30代~50代に人に多く見られます。症状が続くようであれば病院に行くようにしましょう。忙しい人は病院に行く時間すらとれない傾向がありますが、自分の体を客観的に見直すためにも病院で見てもらいましょう。胃を見てもらったつもりが、全く別の病気が見つかるということもあります。

 

7.過労死ラインを越える前に周囲と相談しましょう

過労死ラインとは、厚生労働省によって定められている健康障害リスクが高まる時間外労働時間を指す言葉場です。おもに一カ月の労働時間が80時間を超える状態が続くことを指します。現代日本では過労での死亡が深刻な問題となっています。あまりに長時間労働が続く場合は、同僚や家族、医師に相談しましょう。ユニオンや労働基準監督署などに電話をかけるのも一つの手段です。しっかりと仕事をこなそうとする人ほど、自分一人で抱え過ぎてしまう傾向があります。また同じ環境で仕事を続けていると、客観的な視点を持てなくなってきます。自分以外の目というのは時として思わぬ発見があります。少しずつでも周囲の手を借りて、今一度自分の働き方を見直しましょう。

 

いかがでしたでしょうか。ここであげた項目は、人によっては既に実践していると思います。そんな当たり前のこと、と思う人もいるかもしれません。しかし、元気よく働いているように見える人、まじめで勤務態度が良好な人が、偏った食生活や少ない睡眠時間で己の体を酷使して、周囲には何も問題ないかのように振舞っているというのは非常によくあることなのです。ご家族に働き盛りの人がいたらチェックしてみて下さい。
また、慢性的な疲労が続く人は今一度、自分の生活を見直してみて下さい。何を行うにも体が資本となります。健康ほど大事なことはない、と言っていいかもしれません。健やかな生活で毎日をおくることが出来たら、それだけで世界が変わってきます。

まとめ

  1. 目の疲れは集中力低下のもと
  2. 疲れやすい、眠い日々が続く場合は睡眠を見直しましょう
  3. 肩が疲れてきたら一旦体の姿勢を整える
  4. 病気になりにくい体を作るために色々な食べ物をバランスよく摂取
  5. 過労で倒れる前に適度な運動を入れましょう
  6. 過労の症状が続いた場合は躊躇せず病院へ
  7. 過労死ラインを越える前に周囲と相談しましょう