倦怠期の夫婦が離婚したくない時の7つの解決方法

倦怠期の夫婦が離婚したくない時の7つの解決方法

夫婦生活を続けていると、だんだんと相手への慣れが生じていきます。そして知らず知らずのうちに、不満が蓄積していきます。この不満が溜まると、最終的には離婚の二文字が見えてくるようになります。しかし、倦怠感を抱いているものの、離婚したくないと思う人もたくさんいます。ちょっとした会話や工夫の積み重ねで、倦怠期を乗り越えることは可能です。小さなことからできる解決方法を紹介します。



 

倦怠期の夫婦が離婚したくない時の7つの解決方法

 

1. 共通の楽しみを見つけ、お互い離婚したくないと思えるようにする

互いのプライベートな時間はとても大切です。個人の時間がとれないとストレスが溜まり、家族間も険悪になります。プライバシーを確保するのも、夫婦生活を続けていくには必要不可欠な要素です。しかし、同時に、相手へ歩み寄ることも、とても重要な要素です。スポーツでも趣味でも、たとえ自分の気が向かないものであっても、時には相手に合わせるようにしましょう。夫婦でともになにかをやる、見る、作る、という共通の体験はお互いの理解を深めます。時には相手の思わぬ魅力の発見にもなります。ともに出来る共通の楽しみを見つけましょう。

 

2.日々の生活に変化をつけて倦怠期を乗り越える

ずっと同じ生活を続けていると、慣れから生じる倦怠感が出てきます。これを解消させる為には、生活に変化をつけることが一番です。出来れば、遠くへ旅行に行くのが、非日常を味わえるので最適です。それが難しい場合は、日頃よりちょっとした変化をつけていきましょう。珍しいものを食べる、新しい家具を使う、誕生日や記念日にサプライズをする等、日々の生活がマンネリにならないよう工夫してみましょう。この日々の生活に変化をつける、というのは仕事でも子育てでもとても重要です。人間は本来ランダムな環境で生きるように出来ています。慣れからくる同じ日常の繰り返しというのは、人間生活としても好ましくありません。小さいことからでも変化をつけていきましょう。

 

3.どちらかが離婚したい場合はお互いの感情をしっかりと伝える

どちらかが離婚したい場合は、お互いについてよく話し合いましょう。嘘や隠しごとはもちろんよくありません。ここで重要なのは、相手を頭ごなしに説得するのではなく、どう感じているかの感情を言葉にすることです。何が嫌なのか、どういうことに不満があるのか、些細なことの積み重ねで相手への不満は溜まっていきます。小さなことでも、積もり積もれば大きな感情になります。特に夫婦は毎日顔を合わせていると、次第に互いの嫌なところが気になってきます。まずは、お互いが日々感じていることを、会話を通して確認しましょう。



4.別れたくないなら日々の感謝の言葉を重視する

これは夫婦だけにとどまらず、一般社会でも見落とされがちなのですが、日々ちょっとしたことでも感謝の言葉を伝えるようにしましょう。「ありがとう」「お疲れ様」「感謝」など、やってもらったことに関して必ず言葉をかけるようにします。夫婦でずっと一緒に暮らしていると次第に相手への要求が高くなります。料理を作ってくれただけでも嬉しかったのが、次第に味付けや献立にまで不満が出るようになります。または、洗濯物を干してくれただけでも助かったのが、洗濯、掃除、食器洗いなどの家事をやってもらうことが当たり前になっていき、ひとつひとつに感謝の言葉もなくなっていきます。人に何かをやってもらえることは、決して当たり前ではありません。小さなことでも感謝の言葉を述べるようにしましょう。言い方にも気をつけて、日々感謝の言葉を口にしていくと、自分自身の感情もプラスのものになっていきます。

 

5.離婚理由が相手への慣れにならないように自身を磨く

夫婦の離婚理由で多いのが、「相手を異性として見られなくなった」というパターンです。いつも顔を見合わせていると、お互いに慣れが生じてきます。結婚当初はやせていたのに大幅に太ってしまったり、見た目や服装、姿勢に気を使わなくなっていきます。ダイエットをしたり、お洒落をして、一人の異性として意識してもらえるようにしましょう。人は、自身が抱えている不満の原因を相手に求めてしまいがちです。まず、自分がひとりの人間として魅力があるか確かめるのも非常に大切です。

 

6.親権や子供の将来について考える

子供がいた場合、離婚によって一番影響を受けるのは子供です。親権がどちらにつくかにより生活が大幅に変わることもあります。離婚することで、子供の将来に必ず何かしらの影響を与えます。自分の感情も大切ですが、子供がいる場合は、やはり子供への影響を第一に考えるようにしましょう。

 

7.家族の明るい将来目標を決める

将来の目標を夫婦、家族で決めましょう。なるべく具体的に、目に見えるかたちのものが望ましいです。たとえば何年後には家を買う、車を買う、といった共通の目標を定めると生活に張り合いが出てきます。手が届きそうなレベルから目標を立てるのも効果的です。何ヶ月後には新しい家電を買う、ペットを飼う、部屋の汚れをピカピカにする、といったことでもいいので、共通の目標をもつようにしましょう。

いかがでしたでしょうか。一緒の生活が長引くと、相手の嫌なところも目についてくるようになります。夫婦生活を続けていくには、時には歩み寄ることも必要です。また、自分自身を見つめ直すことにより、自分の欠点や至らなかった部分に気付くようになります。生活に変化をつけて、新しいことをともに始めたり、共通の話題を見つけることで、相手の思わぬ魅力を発見するきっかけにもなります。倦怠期も互いの魅力を再発見するチャンスと捉え、日々の夫婦生活を楽しいものにしていきましょう。

まとめ

  1. 共通の楽しみを見つけ、お互い離婚したくないと思えるようにする
  2. 日々の生活に変化をつけて倦怠期を乗り越える
  3. どちらかが離婚したい場合はお互いの感情をしっかりと伝える
  4. 別れたくないなら日々の感謝の言葉を重視する
  5. 離婚理由が相手への慣れにならないように自身を磨く
  6. 親権や子供の将来について考える
  7. 家族の明るい将来目標を決める