人前ですぐ緊張してしまう方へ
こんなとき、「緊張しないようにしなければ」という意思を持ったとしてもなかなか意思どおりにリラックスすることはできません。
どうすれば緊張をほぐし、「震え」をなくすことができるのでしょうか?
本記事では緊張をほぐすための8つの方法を説明します。
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緊張して震えが、、、緊張をほぐすための8つの方法
★緊張とは自律神経から来ている
「緊張」やそれに伴う「震え」は、自律神経によってコントロールされている生理現象なので、意思だけではどうにもならないのです。
1.深呼吸をして緊張をほぐす
昔から、緊張している人に対して「深呼吸をする」とはよく言われています。確かに、大きく息を吸ってゆっくりと息を吐くと、緊張をほぐすことができます。
これは呼吸をする事で自律神経のうちの副交感神経を活発にすることができるからです。自律神経には交感神経と副交感神経があって、交感神経が活発になることで緊張を引き起こします。深呼吸によって、交感神経を押さえて副交感神経を優位にすれば、緊張がほぐれます。
深呼吸をする際には、体の力を抜いて、筋肉をリラックスさせておくとよいでしょう。普段から深呼吸をする習慣をつけておけば、いざというときも深呼吸によってリラックスしやすくなります。
2.体を動かして筋肉の萎縮をほどく
緊張しているときには、たいてい体の筋肉が萎縮しています。このとき筋肉の萎縮を解消することで、緊張をほぐすことができます。人間の心と体は繋がっているからです。
緊張するとトイレに行きたくなることがありますが、逆に、トイレに行くことによって、緊張をほぐすこともできます。トイレまで歩くことで筋肉が緩まるからです。
緊張をほぐすためにはストレッチも有効です。ストレッチによって筋肉の萎縮が解消されれば心もほぐれます。
プレゼンテーションや講演を行っている最中に緊張で震えてきたら、歩きながら話すようにしましょう。歩いて筋肉を動かせば緊張もほぐれます。
3.開き直ることで心に余裕をもって接する事ができる
「失敗してもよい」と開き直ることも緊張をほぐすために有効です。
緊張するのは「失敗してはいけない」とうプレッシャーがあるからです。「失敗してもいいや」と思い込むことで、プレッシャーから開放されます。そうすれば、緊張がほぐれます。
「失敗しても死ぬわけではないし、いくらでもやり直せる」
そう思うためには、視野を広く、視点を高く持つことが必要です。
「長い人生から見れば、目の前のことは小さいことだ」と考えるのです。
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4.自己暗示で自信を持つ
自己暗示も緊張をほぐすために有効な方法です。
とはいっても「私は緊張していない」と暗示すれば、かえって緊張してしまいます。
「緊張」という言葉を使うことで、それを意識してしまうからです。
そうならないために、
「私はみんなに注目されるのが楽しい」
「告白するのが楽しい」
というようなポジティブな自己暗示をかけましょう。
目の前にいる人たちを家族や友達と思ったり、相手を親友や兄弟と思うのもよいでしょう。
5.音楽を聴いてリラックスすることで心を落ち着かせる
大切な試験やプレゼンテーションの前に、音楽を聴いてリラックスしようとすることはよく行われています。
「音楽療法」という言葉があるように、音楽には精神をリラックスさせ活力を与える効果があります。
音楽は波動なので、同じ波動である脳波に共鳴して、その波形を変えさせることができるのです。
聴く音楽としては、α波を生じさせるものがよいでしょう。
「α波を生じる」「リラックできる」と銘打ったCDが販売されています。
「緊張してきたな」「体が震えてきたな」と思ったら、それらを聴いてリラックスしましょう。
6.手のつぼを押して体の固まりをほぐす
つぼとは神経の分岐点にある点です。そのつぼを押すことによって、神経の働きを整えることができます。
手には緊張をほぐすためのつぼがいくつかあります。
まず手のひらの真ん中に「労宮」というつぼがあります。ここを約5秒間「ゆっくり押してゆっくり離す」ことを繰り返せば、緊張がほぐれます。
次に、手首の横に「神門」というつぼがあります。ここをゆっくりと回すように指圧すれば、神経の高ぶりを抑えることができます。
手のつぼは、簡単に指圧することができるので、緊張で震えがきたときに、試してみましょう。
7.肩のつぼを押して緊張をほぐす
「リラックスするために肩を揉む」ことがよく行われます。肩を揉むことで血行がよくなるからです。
肩には、緊張をほぐすつぼもあります。
肩のいちばん高い所、首の後方の根元と、肩先真ん中にある「肩井」というつぼです。
ここを揉みほぐすように押すことで、緊張がほぐれます。
8.胸を張って上をむく
緊張しているときはたいてい縮こまっていて肩が固まって前屈みになってしまいます。そんな体制ではよけい身体も固まって緊張がましてしまいます。
ここはあえて胸を張って背筋をピント伸ばし顔も前から斜め上に向けて上げてください。筋肉が伸びてやる気も出てくるはずです。
緊張している時にあえて胸を張る。是非試してみてください。
あとがき
いかがでしたでしょうか?
緊張や震えが起こったとき、動揺すればするほどさらに緊張が高まってしまいます。上記のような方法で緊張の糸を一つ一つほどいて緊張を和らげましょう
今回は「緊張して震えが、、、緊張をほぐすための8つの方法」をお届けしました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
まとめ
- 深呼吸をして緊張をほぐす
- 体を動かして筋肉の萎縮をほどく
- 開き直ることで心に余裕をもって接する事ができる
- 自己暗示で自信を持つ
- 音楽を聴いてリラックスすることで心を落ち着かせる
- 手のつぼを押して体の固まりをほぐす
- 肩のつぼを押して緊張をほぐす
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