借金で結婚出来ない時の7つの改善方法

借金で結婚出来ない時の7つの改善方法

互いに愛し合っていて将来結婚を考えている、しかしパートナーが借金を抱えている、という人は、世の中に意外とたくさんいます。結婚は、資金も必要です。家族の問題でもあります。もし、借金を抱えたまま結婚してしまえば、返済に追われ精神的に疲弊し離婚してしまう、ということにもなりかねません。しかし、借金返済を乗り越えればお互いの信頼がうまれ、より強固な関係を作るきっかけにもなります。パートナーが借金を抱えて結婚出来ない場合、いかにしてその問題を解くか、いくつかの改善方法を挙げたいと思います。



 

借金で結婚出来ない時の7つの改善方法

 

1.パチンコで借金を作ってしまう前に、普段使うお金を管理

パチンコなどギャンブルが好きな人は、普段からギャンブルにお金を使ってしまいがちです。会社帰りにふらっとパチンコ屋によってしまう、ということもよくあります。これを避ける為には、日常で使うお金の管理が不可欠です。まず、財布にはなるべく少ない額、必要最低限の額だけ入れるようにしましょう。五千円未満が望ましいです。そしてカードも持たないようにします。場合によっては、小遣い帳もつけるほうがいいでしょう。パートナーが浪費癖のある人なら、なるべくきちんと話して管理するべきです。結婚後は、お金の管理はより重要になります。結婚前から日常的に管理しておくのが不可欠でしょう。

 

2.借金地獄に陥いる前に、互いの正確な借金額を確認しておく

もし、借金があるまま結婚すると、返済するのは一苦労です。精神的にも負担がかかります。こうならない為にも、互いに借金が今いくらあるのか確認しておきましょう。借金にも種類があり、浪費で必要になったのか、ローンの支払いなのか、親や友人または消費者金融から借りているのか等でだいぶ異なります。借金を隠したまま結婚する人がいますが、ひとつ屋根の下で生活する以上、いずれ発覚してしまいます。結婚前に正確な額を把握しておきましょう。ここでのポイントは嘘をつかないことです。借金は誰でもする可能性があります。決して恥ずかしいことではないので、結婚前にまず大事なことは確認しておきましょう。

 

3.ギャンブル依存症は治療が必要

もし、パートナーがギャンブル依存症に陥っていた場合、これは治療が必要になります。現代では、ギャンブル依存症は精神疾患として立派な病気として考えられています。正しい知識を仕入れ、精神科に行く、GA(ギャンブラーズアノニマス)に参加する等して治療に専念しましょう。よくあるのが、ギャンブルに依存している状態を隠してしまうことです。借金が膨れ上がってからでは、パートナーや家族、更に多くの人に迷惑をかけることになります。早めに相談して、協力して治療に専念しましょう。



4.結婚の条件は色々な意見を取り入れて決める

結婚する前に、果たして今の生活のままでいいのか、収入は安定しているのか、必ず見直しましょう。借金を完済してから、または生活環境を整えてから、もしくは互いの収入が安定してから等、結婚する条件を設定します。結婚の決断は最終的には当事者同士となりますが、そこに至るまでは、なるべく多くの助言、意見を得るのが望ましいです。親、友人、結婚相談所、弁護士など、問題を抱える前になるべく色々なところで相談しましょう。ネットで意見を求めるのも、場合によっては有効です。借金はどうしても閉じた問題になりやすいですが、世の中には同じような悩みを抱えている人がたくさんいます。悩みは抱え込まずに、共有するようにしましょう。そして条件を一つ一つクリアできるように、互いに協力しましょう。

 

5.結婚資金は二人で用意する

結婚資金は、結婚式やその後の生活にもよりますが、少なくとも100~200万は必要となります。ここで大事なのは、資金は必ず「二人で用意する」ということです。たとえ収入格差があるカップルでも、極力資金は半々で出すようにしましょう。ここで片方が極端に多く資金を出してしまうと、その後も依存する関係が続いてしまいます。また、親族もなるべく頼らないようにしましょう。多少の助けはあってもいいかもしれませんが、結婚は基本的にはあくまで当事者二人同士の問題です。親の助けを借りるくせがあると、結婚後も親を頼るようになってしまいます。借金がある場合は、やはりどうにかして完済してから結婚することが望ましいです。もし、借金があるままの状態で結婚したいのであれば、これも「二人で協力して返済していく」という計画が重要になります。

 

6.幸せになりたいならば、明確な目標を立てる

借金が膨らんでしまう原因のひとつに、無計画な生活態度があります。人生は、必ずしも計画通りに運ぶわけではありません。しかし、計画があるのとないのとでは、借金の返済スピードもだいぶ異なります。借金の返済計画を二人で立てましょう。一年後はここまで、二年後はここまで、と明確な目標をたてます。また、普段の生活も切り詰められるところを明確にします。そして、大事なのは「具体的な幸せになっている将来のイメージ」です。これは、モノでも環境でも良いです。一年後は○○を使える生活にしよう、二年後は■■という場所に住めるようにしよう、といった感じで具体的な目標を立てます。もし、長期的な計画が難しいければ、来月は今月よりも少しでも多く資金を貯めよう、ということでもいいです。具体的なイメージを二人で共有することで、協力した生活をおくることが出来ます。

 

7.彼氏・彼女にお金を貸す際は条件をつける

基本的にはお金の貸し借りはしないほうがいいでしょう。しかし、どうしてもお金が必要になる時があります。パートナーにお金を貸す際は、必ず条件をつけましょう。何月何日に、金額はいくらまで、返済期限はいつまで、と出来るだけ細かく設定します。借用書を書いてもいいでしょう。これは互いに慣れている関係であればあるほど、うやむやになってしまうからです。お互いの信頼のためにも、ある程度の緊張感は必要なのです。

いかがでしたでしょうか。借金の返済、というのは一見とてもネガティブな問題に思えます。しかし、きちんと完済できれば、二人がより理想的なパートナーとなるきっかけにもなります。現に、結婚してから協力して借金を完済し、その後子供も設けた家庭も存在します。大事なのは、何事も二人で協力することと、明確な「幸せになる」という共通の目標をもつことです。より良いパートナーとの関係を築き、幸せな未来をつかみとりましょう。

まとめ

  1. パチンコで借金を作ってしまう前に、普段使うお金を管理
  2. 借金地獄に陥いる前に、互いの正確な借金額を確認しておく
  3. ギャンブル依存症は治療が必要
  4. 結婚の条件は色々な意見を取り入れて決める
  5. 結婚資金は二人で用意する
  6. 幸せになりたいならば、明確な目標を立てる
  7. 彼氏・彼女にお金を貸す際は条件をつける