出しゃばりな人が謙虚に生きるための8つの方法

謙虚に生きるための7つの方法 ついつい偉そうにしてしまったり、謙虚さを忘れてしまう方へ
傲慢な人ほど人は離れていき、謙虚な人ほど周りに人が集まり手を貸しれくれます。
『謙虚』について一度考えてみませんか?今回は謙虚に生きるためのキーワードを7つ皆様にお伝えしたいと思います。

スポンサーリンク 


 

出しゃばりな人が謙虚に生きるための7つの方法 

 

1.「謙虚」とは何かを考える


そもそも謙虚とはどういったことでしょう? 辞書で調べると『控え目で、つつましいこと。へりくだって、すなおに相手の意見などを受け入れること。また、そのさま。』とあります。
謙虚の対義語は傲慢・横柄・高慢です。傲慢とは冒頭に書いたような他人を見下す気持ち、それが態度に出ると横柄や高慢になります。謙虚な心になると、自然と態度も控え目になるものです。
けれども『控え目』なだけが『謙虚』と言えるのでしょうか?

謙虚と似て非なる言葉に『卑屈』があります。控え目でも必要以上にへりくだってしまうとそれは謙虚ではなく卑屈になってしまいます。傲慢な人間と同じように、卑屈な人間も度が過ぎると人が離れていきます。
傲慢でも卑屈でもなく謙虚に生きるためには、「自分も他人も大事にすることが大切だ」ということが言えます。
 

2.自分が社会の一員であることを自覚する


「自分も他人も大事にする」というのは、具体的にはどのようにすれば大事に出来るのでしょうか?
まずは自分が社会の一員だということを自覚することです。
当たり前のことなのですが、人は1人では生きていけないので、社会を作って相互に助け合っています。

あなたも子供時代にたくさんの大人に支えられて育ち、今現在社会に所属して様々なものを手に入れ、年を取ればたくさんの若者に支えられて生きることになります。これは自分だけでなく他人も一緒です。誰しもが人に支えられて生きています。

例えばあなたがふと他人を見下してしまったりするとき、一度考えてみましょう。その人はあなたに対しては役に立たない行動ばかりとるのかもしれませんが、必ず他の人の役に立っています。
それぞれが社会の一員であり、それぞれの人生があります。あなたが見ているのはその人の人生のほんの一部です。一部だけで相手を見下すということは傲慢につながっていきます。

 

3.相手を信じる


人はなぜ自分を飾ろうとするのでしょうか? それは他人に認めてもらいたいから、分かってもらいたいからという気持ちが大半だと思います。
それが度を過ぎると「ねぇ見てみて! すごいでしょ!」と高慢な態度になってしまいます。そういう感情が生まれてしまうのは「他人が自分の努力をわかってくれない」という気持ちが根底にあるのではないでしょうか。
「他人は自分のことを分かってくれない」と思うのは、相手を過小評価していることにも繋がります。

もちろん自分の全てをわかってくれる人という事は不可能なことなので、わざわざ口に出して言わなくても、自分が相手を評価するように他人は評価してくれています。
すぐには難しくても時間をかければ相手は理解してくれるはずです。そう相手を信じる事で自然と「見てみて!」と思わなくなるはずです。
スポンサーリンク 


 

4.自分のために行動する


「自分のために行動する」とだけ聞くと、謙虚とは正反対に感じるかもしれません。
しかし、人は他人のために動くと「こんなに私がしてあげた」と考え、相手に感謝の気持ちなど見返りを求めてしまうこともあります。そして自分が思っていた見返りをくれない相手の評価を下げてしまいます。
誰かのために行動することは良いことですが、それは「その人のため」ではなく「自分がその人の役に立ちたいから」動くというのが本質なのではないでしょうか?
「自分の利益のために行動する」のではなく「自分がやりたいから行動をする」。自分がつらくなったら謙虚になれません。無理に「他人のため」に動かなくても良いのです。

 

5.誠意を押し売りしようとしない


表面上で謙虚になろうとしても、心で相手のことを卑下しているとどこかしら態度に出てしまうものです。
誠意を持って対応することはとても素晴らしいことですが、心からの誠意でないとそれは相手にとって押し付けがましいものになってしまいます。
本当の誠意は分かる人にはちゃんと伝わります。表面上で取り繕うことはせずに、「この人には誠意を尽くしたい」と思った時にだけ誠意を尽くしましょう。

 

6.自分の両手に持てるもので満足する


自分の両手に持てないほどの何かを求めると、それを持っている誰かを羨んだり妬んだり、負の感情が出てしまいます。また、自分が持てないことに関して卑屈になってしまいます。
人はそれぞれキャパシティがあり、一つの重いものを持つのが得意な人もいれば、たくさんのものをちょっとずつ持つ人もいます。
欲を持ってはいけないというわけではありません。欲は向上心にもつながります。自分がどれくらい背負えるのかを知り、まず自分が持てるものだけで一旦満足する。そのうえで、他に何か持ちたいものがあったら努力してキャパシティを徐々に増やしていけば良いのです。

 

7.でしゃばりな態度や傲慢な態度を録ってしまった事を糧にする


つい強気になってしまった後に反省する事もあるかと思います。ですがそういった感情は強気になってしまったからわき上がってくる訳であり、それがあなたの経験値に繋がるということです。そういった事で反省、後悔しないように次に繋げようとこれからの人生にプラスに働くよう気持ちをシフトチェンジしていくようにしましょう。

 

8.ちょっとだけ「我慢」してみる


これらのことを頭に入れて置いて心掛けていても、人はつい傲慢な感情を持ってしまうことがあります。
どんなに謙虚な人でも、皆心の中でいろんな感情を持っています。また、そんな感情を知っているからこそ他人のことを思いやれて謙虚になれるのでしょう。
傲慢な気持ちや卑屈な感情が心に現れた時、ちょっとだけ言葉に出すのを我慢してみましょう。また、つい言葉や行動に出てしまったときは、少しでも早く笑顔を作りましょう。
冷静になれれば、相手を思いやる心が出てくるはずです。

 

あとがき


謙虚な気持ちは日常過ごしていると忘れがちですが、イライラした時ほど深呼吸して思いやりの気持ちを思い出すと、自分自身も他人も楽になれるのではないでしょうか。
今回は「謙虚に生きるための8つの方法」をお届けしました。最後までお読みいただきありがとうございます。

 

謙虚に生きるための8つの方法

  1. 「謙虚」とは何かを考える
  2. 自分が社会の一員であることを自覚する
  3. 相手を信じる
  4. 自分のために行動する
  5. 誠意を押し売りしようとしない
  6. 自分の両手に持てるもので満足する
  7. でしゃばりな態度や傲慢な態度を録ってしまった事を糧にする
  8. ちょっとだけ「我慢」してみる

スポンサーリンク