目の前に課題があるのにどうしてもやる気になれない、やることは山積みなのにモチベーションが上がらない等、どんな人でもいまいちやる気が出ない時があります。
やる気スイッチを入れたいけど、どうしようもできない、ということはどんな人生にも起こりえるでしょう。やる気スイッチを入れるにはどのような方法があるのでしょうか。
やる気スイッチを入れるための方法を挙げていきます。
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やる気スイッチをいれるための7つの方法
1.自分の好奇心を満足させて内発的動機づけを図る
人はやる気を出すのに、まず内発的動機づけが必要です。内発的動機づけとは自分の内部から湧き出てくるモチベーションのことを指します。
目標を達成したい、満足感を得たいといった自分の内なる感情に忠実になると自然とやる気がわいてきます。
特に知的好奇心を満足させることは課題のクリアにも有効です。自分が好きなことと目の前の課題の共通点を見つけて「面白い」「楽しい」と思えるようにしましょう。好奇心が強くなれば自然と色々なことを知りたくなるからです。
2.人からほめてもらうことを意識した外発的動機づけでやる気を出す
外発的動機づけとはお金や地位や評価など外部からの刺激で湧き出てくるモチベーションのことを指します。自分以外の人間を意識することで、自分自身を奮い立たせます。
この外発的動機づけの中でも特に有効なのが「人からほめてもらう」「評価される」ということです。これは特にモチベーションの維持につながることが多いです。
「この世の最大の不幸は、貧しさや病ではありません。誰からも自分は必要とされてない、と感じることです」というマザー・テレサの名言があります。誰かに必要とされる感覚、誰かに認めてもらえる感覚というのは自分の存在意義に関わってきます。
やる気が出ない時は人からほめてもらうことを意識しましょう。
3.ゲーミフィケーションを利用して自分でクエストを作り、やる気を引き出す
人間は内発的動機づけと外発的動機づけ両方をバランスよく持つことでやる気を維持することが出来ます。
ゲーミフィケーションという概念があります。これはもともとゲームのユーザーを満足させる為にユーザーに楽しんでもらう方法のことを指します。
更にゲーム以外でも人が何かにハマる条件や利用したいと思わせる手段のことを指すようになりました。いわば報酬といった外発的動機づけを求めていくうちにやりがいなど内発的動機づけを引き起こすメカニズムといえます。
このゲーミフィケーションを利用し、自らクエストを作成します。「今日中に○○をやる」「×日までにこの課題を終わらせる」などゲーム感覚で目標を定めていき、クリアしていきます。この時大事なのはなるべく最初の目標は低くすることです。
この一問目を解いたらクリア!というように簡単なことから片付けて徐々にレベルアップしていくとやる気の維持につながります。
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4.報酬を意識したゲーミフィケーションでやる気を維持させる
ゲーミフィケーションの要素に報酬があります。この報酬を意識してやる気を維持しましょう。「この仕事を終えたらこれだけのお金が手に入る」
「この課題を乗り越えたらこれだけの自由時間ができる」といったような「未来に手に入る報酬」を意識することで自然とやる気がわいてきます。
自分へのご褒美という言葉もありますが、自分で自分に報酬を与えるというのも良い方法です。より良い未来を意識して自分を奮い立たせましょう。
5.競争や協力など仲間との交流でやる気を維持させる
ゲーミフィケーションの要素の中の一つに外部との交流があります。得点を仲間同士で競い合ったり、仲間同士で協力して課題を乗り越えたりすることです。
やる気が出ない場合はこの仲間との交流というのが良い手段になります。目標が同じ人がいると、自分のレベルを把握することも出来ます。自分で気付かなかったことを仲間が教えてくれることがあります。
一人では出来なかったことが複数人数なら成し遂げられることもあります。積極的に仲間を作ってモチベーションを維持してみましょう。人脈も出来て、自分にとっての財産になります。
6.不足しているものを書き出して不足感を埋めていき、やる気を維持させる
自分にとって足りないものは何でしょうか。お金、地位、名誉、時間、人間関係、財産、経験、技術、などなど色々なものがあげられると思います。
これは意識しないと意外と気付かないものです。足りてないものを紙に書き出してみましょう。この書き出す、もしくは声に出すでもいいですが、こういった「アクション」が大切です。体が動くことによって、自然と心が動いていくからです。
不足しているものは鉛筆一本でもかまいません。まずはその一本を手に入れるところから始まります。徐々に大きいものを手に入れていけばやる気の維持に自然とつながっていることでしょう。
7.全く何もしないで体が動くのを待って内なるやる気を引き起こす
何をやってもやる気が出ない時は、いっそのこと何もやらないようにしましょう。極端な話、食事もとらないほうが良いくらいです。寝ないでひたすらぼーっとするのも良いでしょう。
この「何もしない」というのも実は大切です。現代人は忙しくて常に何かをやってしまうからです。その結果、いつの間にか自分を見失ってしまいます。
なので、やる気が出ない時は無理に何かやろうとしなくてもいいのです。そのうちお腹が減ってきたり眠くなってきたらアクションに起こせばいいのです。
締め切り間際になってあわてて課題を達成するということでもいいのです。作家や漫画家の中には「締め切りがあることで作品が生まれる」という人もいます。
ぎりぎり追い詰められてから否応なしに動く、というのはそれはそれで一つのやる気なのです。
編集後記
いかがでしたでしょうか。やる気スイッチというのは個人によって差があり、何がきっかけでやる気になるかは千差万別です。
しかしだからこそ、自分がやる気になるポイントを追及していくことは自分の心の声や存在意義を意識するきっかけになります。自分のやる気スイッチを見つけて、より良い自分を見つけられるようにしましょう。
今回はやる気スイッチをいれるための7つの方法をお送りしました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
まとめ
1. 自分の好奇心を満足させて内発的動機づけを図る
2. 人からほめてもらうことを意識した外発的動機づけでやる気を出す
3. ゲーミフィケーションを利用して自分でクエストを作り、やる気を引き出す
4. 報酬を意識したゲーミフィケーションでやる気を維持させる
5. 競争や協力など仲間との交流でやる気を維持させる
6. 不足しているものを書き出して不足感を埋めていき、やる気を維持させる
7. 全く何もしないで体が動くのを待って内なるやる気を引き起こす
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